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シンポジウムは終了しました。
2026/03/02 13:00
2026/03/02 16:10
ご挨拶
2050年という人類の未来が、地球環境と調和しながら活力ある社会であるために、フュージョンエネルギーという新しい技術を手に入れる――このことを目指して、ムーンショット目標10(以下、「MS10」)が2023年度に策定されました。
フュージョンエネルギーは、他のエネルギー技術にはない、さまざまな特長を持ち、多様な利用法が考えられています。特に、地球上に広く分布し、海水にも豊富に含まれる「軽元素」を燃料とすることで、資源争奪の問題が緩和され、持続可能で基幹的なエネルギー源となる可能性を秘めています。研究が始まって70余年、世界の科学者・技術者が追い求めてきた夢の実現が近づきつつある今、世界各国で開発競争が激しくなっています。
しかし同時に、さまざまな極限技術を統合するフュージョンエネルギー・システムは「重厚長大」な技術の典型であり、一つのモデル=原型炉の開発だけでも、多大な研究資源と時間が必要です。単一モデルのもとに技術を集約する一本道の戦略では、斬新なアイデアによる破壊的イノベーションの機会が失われてしまう——こうした危機感から、主路線の研究開発(トカマク型核融合炉によるベースロード電源の実現)と並走し、さまざまな未来技術を作業仮説としたバックキャストで、これまでにない発想で挑戦するプログラムとしてMS10がスタートしました。
昨年から開始された3件のプロジェクトは、フュージョンエネルギーの実用化のために必須の共通課題に対し、ゲームチェンジャーとなる革新的技術の開発を目指すものであり、さまざまな分野から優秀な研究者を巻き込んで強力なチームを編成しています。しかし、フュージョンエネルギーは多数の未踏技術を束ねた複合的な技術体系であるため、現行3プロジェクトでカバーしきれない重要課題があります。それらをポートフォリオに加え、MS10を強化するために、今回新たに7件のプロジェクトを立ちあげることになりました。
これら7プロジェクトは「一点突破・全面展開」の戦略を取り、研究開始から2年間は、それぞれの中核的な課題に集中して研究開発を行い、原理の確立(proof of principle)を目標にします。その成果を幅広い分野の専門家が参加するワークショップで検討し、ステージゲート評価を実施します。
本キックオフシンポジウムでは、新規7プロジェクトの計画を紹介するとともに、皆様からの期待や要望などのご意見を頂く貴重な機会としたいと考えております。積極的なご参加をお願いいたします。
開催概要
| 日時 | [終了しました] 2026年3月2日(月) 13:00~16:10 |
|---|---|
| 会場 |
JST東京本部別館 1階ホール(東京都千代田区五番町7 K’s五番町)およびオンライン |
| 参加費 | 無料 |
| 参加方法 | 事前申し込み制(現地参加は先着100名まで) |
| 参加申し込み |
【申し込み締め切り】 |
| 主催 | 国立研究開発法人科学技術振興機構 |
| 共催 | 内閣府、文部科学省 |
| 言語 | 日本語 |
タイムテーブル案(敬称略)
| 13:00 |
|
|---|---|
| 13:10 | 講演「MS10への期待」 文部科学省 |
| 13:20 | プログラムポートフォリオ紹介 プログラムディレクター |
| 13:40 |
新規プロジェクト紹介 各プロジェクトマネージャより
~ 休憩 ~
|
| 15:40 | 目標10の今後の活動 プログラムディレクター |
| 15:45 | 全体質疑応答 |
| 16:05 | 閉会挨拶 |
お問い合わせ
科学技術振興機構 ムーンショット型研究開発事業部 ムーンショット目標10担当
E-mail:moonshot-goal10jst.go.jp





