新着情報

ムーンショット目標10 キックオフシンポジウム ~未来社会を支えるフュージョンエネルギーの早期実現に向けて~

シンポジウムは終了しました。

2025/02/12 12:00

2025/02/14 15:30

ご挨拶

 2050年という人類の未来が、地球環境と調和しながら活力ある社会であるために、フュージョンエネルギーという新しい技術を手に入れる――このことを目指して、ムーンショット目標10(以下、「MS10」)が2023年度に策定されました。
 フュージョンエネルギーは、これまでのエネルギー技術にはない色々な特長を活かした多様な利用法が考えられます。燃料は、地球上に広く分布する(特に海水中に豊富に含まれる)「軽い元素」であることから、資源争奪のストレスが緩和され、広く世界が共有できる基幹的なエネルギー源となることが期待されます。また、コンパクトで強力なエネルギー源となる可能性があり、宇宙や深海などの新たな領域で活用できます。こうしたエネルギー源としての活用以外にも、核融合反応で発生する高エネルギーの粒子を利用する技術も提案されています。
 この度、三つのプロジェクトが採択され、研究が始動します。その計画を紹介し、皆様からの期待や要望、さらにMS10のプログラム強化に向けたご意見を伺う機会として、このシンポジウムを開催いたします。奮ってご参加いただきますよう、お願いします。

プログラムディレクター 吉田 善章

プログラムディレクター 吉田 善章

開催概要

日時 [終了しました] 2025年2月14日(金) 13:00~15:30
会場 アキバプラザ セミナールーム1及びオンライン(Zoomウェビナー)
参加費 無料
参加方法 事前申込制(現地参加のお申し込みは2月12日をもって終了いたしました)
参加申し込み
主催 国立研究開発法人科学技術振興機構
共催 内閣府、文部科学省
言語 日本語
タイムテーブル案(敬称略)
13:00 開会挨拶 科学技術振興機構
来賓挨拶 内閣府
13:10 基調講演 内閣府/文部科学省
13:40 プログラム紹介 プログラムディレクター
13:55 プロジェクト紹介 各プロジェクトマネージャーより
「革新的加速技術による大強度中性子源と先進フュージョンシステムの開発」
奥野 広樹(理化学研究所 仁科加速器科学研究センター 核変換技術研究開発室 室長)
「多様な革新的炉概念を実現する超伝導基盤技術」
木須 隆暢(九州大学 超伝導システム科学研究センター センター長 主幹教授)
「超次元状態エンジニアリングによる未来予測型デジタルシステム」
星 健夫(自然科学研究機構 核融合科学研究所 教授)
14:40 質疑応答
15:25 閉会挨拶

各プロジェクトの詳細はこちらよりご覧いただけます

お問い合わせ

科学技術振興機構 ムーンショット型研究開発事業部 目標10担当
E-mail:moonshot-goal10メールアドレスjst.go.jp