ムーンショット目標8

最終更新日:

MS8における気象制御の研究開発に係る屋外実証実験のための実施ガイドライン

ムーンショット目標8(MS8)では、2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し、極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現することを目指しています。この実現に向けて研究開発を段階的に進める中で、屋外での実証実験が重要な役割を担います。一方で、気象を対象とした屋外実験は、社会や環境に影響を及ぼし得るものであり、安全性や透明性の確保、多様な主体との対話などに十分配慮しながら進める必要があります。
そのためMS8では、「MS8における気象制御の研究開発に関する責任ある研究・イノベーションのための原則*(MS8 RRI原則)」に基づき、「MS8における気象制御の研究開発に係る屋外実証実験のための実施ガイドライン」を策定しました。本ガイドラインでは、法令等の遵守、環境及び社会への影響評価、地域社会との対話、実験計画の審査、情報公開及び透明性の確保など、屋外実証実験を適正に実施するための基本的な考え方と手続きを定めています。
MS8では、今後も責任ある研究・イノベーションの実践を通じて、社会との対話と信頼の醸成を図りながら、気象制御の研究開発を推進してまいります。

用語解説

*責任ある研究・イノベーション(Responsible Research and Innovation, RRI)とは、革新的な技術を公共の利益のために持続可能な形で開発するために求められる実践的な取組を指します。RRIには、科学技術に伴う倫理的・法的・社会的影響(Ethical, Legal, and Social Implications, ELSI)の特定と、それらへの対応も含まれます。