プロジェクト紹介
目標3 研究開発プロジェクト(2023年度終了)ありたい未来を共に考え行動を促すAIロボット
プロジェクトマネージャー(PM)大武 美保子理化学研究所 革新知能統合研究センター チームリーダー
概要
自分の想いや考えを言葉にして気づきを得て、よりよく生きるための行動ができるよう促す、行動変容支援ロボットを開発します。会話での言葉や様子から、多くの人の知恵や知識、体験を収集し、特定の人の気持ちや考え、価値観にあった逸話や声掛けを通じ、新しい視点や方法を提示して、行動を促す技術を開発します。それにより、2050年には、「ありたい未来を共に考え、そのための行動を促すAIロボット」の実現を目指します。
2030年までのマイルストーン
利用者とともに話し合い、ありたい行動や姿勢を導きだし、それを目標として、会話や表情や生体データなどマルチモーダルな情報を元に、これまでの熟練者の技術を超えるような、適切な支援を提供しながら、利用者のよりよい人生に寄り添うシステムを構築します。
2025年までのマイルストーン
熟練した支援者との会話を中心としたコミュニケーションを通して利用者が前向きな状態になり、必要な行動を起こすなど、目標とする行動や姿勢へ導くための暗黙知を含めた技術を明らかにすることで、部分的に熟練者レベルを超える支援が可能となるシステムを構築します。
研究開発の概要
研究開発テーマ構成
課題推進者リスト
田中 聡久 | 東京農工大学大学院 大学院工学研究院 教授 |
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梅田 聡 | 慶應義塾大学 文学部 教授 |
岡田 将吾 | 北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 准教授 |
宮尾 祐介 | 東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授 |
西村 拓一 | 北陸先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 教授 |
島田 裕之 | 国立長寿医療研究センター 老年学・社会科学研究センター センター長 |
宇野 毅明 | 情報・システム研究機構 国立情報学研究所 教授 |
飯島 勝矢 | 東京大学 未来ビジョン研究センター 教授 |
代表機関
理化学研究所
研究開発機関
東京農工大学、慶應義塾大学、北陸先端科学技術大学院大学、東京大学、国立長寿医療研究センター、国立情報学研究所
PDFダウンロード
- 実施状況報告書
- 2022年度版(1.18MB)
- 終了報告書(1.12MB)