公募情報

新たなムーンショット目標達成に向けたプロジェクトマネージャーの公募について(予告)

 新型コロナウイルス感染症を受けた社会情勢の変化を踏まえ、今後の時代を担う若手の柔軟かつ自由なアイデアを取り入れながら、「ポストコロナ/アフターコロナ」を見据えた将来の社会経済のあるべき姿(ビジョン)を議論し、新たなムーンショット目標を検討する「ミレニア・プログラム」を2021年1月から7月にかけて実施しました。

 このプログラムに採択された21チームは、およそ6か月にわたる調査研究期間を通じ、ビジョナリーリーダーの指導・助言の下で、実現したい2050年の社会像や目標の明確化、目標達成に向け取り組むべき課題とシナリオ(2030年の達成目標等を含む)、検証可能な目標達成基準等を、調査研究報告書に取りまとめました。この報告書を受け、各報告書の関連研究分野における外部専門家の協力を得て、ビジョナリーリーダーが評価を実施しました

 評価結果にもとづき、「2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現」「2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現」の2件を優先してJSTが総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)に提示しました。その後、CSTIによる審議を経て、9月28日に開催されたCSTI本会議において、以下の2件が新たなムーンショット目標として正式に決定されました。

 それぞれのムーンショット目標の達成に向けて挑戦的な研究開発を推進すべき分野・領域等を定めた研究開発構想が文部科学省により策定され次第、JSTは、ムーンショット目標に関する研究開発全体の責任者であるプログラムディレクター(PD)を任命し、そのもとで研究開発プロジェクトを推進するプロジェクトマネージャー(PM)を近日中に公募する予定です。

目標名 ミレニア・プログラムにおいて
当該目標の設定に貢献したチーム
2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現 ●タイフーンショット
(チームリーダー:筆保 弘徳(横浜国立大学 教育学部 教授))
●気象制御可能性検討チーム
(チームリーダー:三好 建正 (理化学研究所 計算科学研究センター チームリーダー))
2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現

●Psyche Navigation Systemによる安寧・活力共存社会実現チーム
(チームリーダー:熊谷 誠慈 (京都大学 こころの未来研究センター 准教授))
●サイバー空間の次世代コミュケーションインフラ構築による世界の中で誰も孤独を感じないウルトラダイバーシティ社会の実現
(チームリーダー:岡田 志麻 (立命館大学 理工学部 准教授))
●西本MS音楽感動共創プロジェクト
(チームリーダー:西本 智実 (指揮者・舞台演出/慶應義塾大学 SFC研究所 上席所員))

協力:秋山 肇(「チーム ポスト・アントロポセン」 チームリーダー、筑波大学 人文社会系 助教)