公募情報
AI-ENGAGE(日米豪印4カ国 国際共同研究)における公募について
- 【2024/09/30 更新】公募説明会に関する情報を更新しました
- 【2024/09/30 更新】公募開始に関するステートメントを公開しました
- 【2024/09/20 更新】AI-ENGAGEにおける日米豪印共同公募を開始しました
プログラム概要
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)では、米国国立科学財団(NSF)、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)、インド農業研究委員会(ICAR)の3機関と協力し、日米豪印4カ国の研究者間での「新興技術(Advancing Innovations) × 農業」分野の国際共同研究を支援することになりました。このたび、AI-ENGAGE(正式名称:Advancing Innovations for Empowering NextGen AGriculturE)に関する共同研究課題を公募いたします。
本公募は、2023年5月20日開催の日米豪印QUAD4カ国首脳会合の共同声明において支持が表明された、新興技術により農業のイノベーションを推進するための4カ国共同研究支援の枠組みの中で実施するものです。
本公募開始に関するJSTからのステートメントはこちらをご覧ください。
また、本公募ではNSF主導のもと、選考評価等を行います。応募要件等の詳細については本募集ウェブサイトのほか、NSFのDear Colleague Letter(DCL)を必ず参照してください。
研究スコープ
(NSFのDear Colleague Letterより抜粋のうえ仮訳)
本共同研究においては、人工知能、ロボット工学、センシング、通信といった技術を農業、特に生産性・持続可能性・レジリエンスを高めるために農業従事者を支援する分野に応用し、発展させることを目指します。AI-ENGAGEプログラムにおいて対象となるテーマの例としては、下記のようなものが考えられますが、これに限ったものではありません。
人工知能を活用した作物計画と病害や害虫の発生を含めたモニタリング、画像データに基づくハイスループット表現型分類と遺伝子型分類による作物の改良、農場サプライチェーン管理、ロボット工学による農業従事者の効率の向上、データ駆動型農業リスク情報と管理システム、土地と水資源の評価・モニタリング・管理 等
プログラム名
テクニカルリード:千葉 一裕(東京農工大学 学長)
主なスケジュール
※審査期間以降はすべて予定です。今後変更となる場合があります。
応募締切* | 2025年1月23日(木)17:00厳守 (米豪印側の締め切りはDear Colleague Letterをご確認ください。) |
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審査期間 | 2025年1月~3月 |
選考結果の通知・発表 | 2025年5月 |
*e-Radへの登録に時間がかかる可能性もありますので、余裕を持ってご提出ください。締切までに正しく申請がなされなかった場合は、いかなる理由があっても審査の対象になりません。
参加国および支援機関
公募の参加国および支援機関は、日本(JST:科学技術振興機構)、アメリカ(NSF:アメリカ国立科学財団)オーストラリア(CSIRO:オーストラリア連邦科学産業研究機構)、インド(ICAR:インド農業研究委員会)です。
支援の内容
JSTは日本側研究チームに対し、委託研究費を提供します。その他各国の機関については、NSFがアメリカ側研究チーム、ICARがインド側研究チーム、CSIROがオーストラリア側研究チームにそれぞれ支援を提供します。詳細は各国機関にお問い合わせください。
なお、研究課題が採択された場合、日本側研究チームには1課題につきJSTから総額上限6,000万円(間接経費を含む)が配分される予定です。
研究期間は、JSTでは原則3年間を予定しています。委託研究費は、年度ごとに配分します。
採択課題数は5~7課題程度を予定しています。
応募資格
本プログラムに応募するには、日本、アメリカ、オーストラリア、インドのうち、少なくとも3カ国のチームから構成された国際共同チームを結成する必要があります。国際共同研究チーム単位で1つの提案書を作成し、応募してください。日本チームは、異なる機関に所属する研究代表者(PI)と主たる共同研究者(Co-PI)で構成してください。あわせて、応募する日本チームの研究者(PIとCo-PI)は、日本の法人格を有し、かつ日本国内に活動拠点を有する大学、公的機関、民間企業等に所属していることが必要です。
相手国チームにおいては、それぞれの機関の指示に従ってチームを構成するようにしてください。
※なお、本公募で採択された後の日本側におけるAI-ENGAGEの運営体制の詳細については、募集要項別紙「JSTムーンショット型研究開発事業(AI-ENGAGE)日本側応募者への応募にあたっての注意事項」の「第2章 AI-ENGAGEの運営体制」もあわせて参照ください。日本側でのAI-ENGAGEの運営上はPI=Project Leader(PL)、Co-PI=Co-Project Leader(Co-PL)などと名称が変わります。
応募方法
日本側研究者は、府省共通研究開発管理システム(e-Rad)を通じて応募してください。e-Rad操作マニュアルをご確認のうえ、e-Radの必要項目を入力後、申請書類をアップロードし、登録してください。その他各国(米豪印)の研究者は各国指定の方法で応募します。応募の際は必ず、各国で正しく申請できるように国際共同研究チーム内で連携してください。
日本側研究代表者(PI)に提出いただく書類は下記の通りです。
※国際共同研究チームの参加国構成によって日本側PIに提出いただく書類が異なるのでご注意ください。
- 国際共同研究チームに米国側チームが参加している場合:1・2・3が必須
- 国際共同研究チームに米国側チームが参加していない場合:1・2・4が必須
- 1. (日本側PIは必須)(必要ファイル: PDF 1点)
- 日本側研究グループに関して「日本側申請様式」に記入し、PDFファイルとして提出してください。
- 2. (日本側PIは必須)(e-Rad直接入力)
- 日本側研究者の予算計画などの情報については、e-Radへの入力もお願いいたします。
- 3. (国際共同研究チームに米国側チームが参加している場合は必須)
(必要ファイル: PDF 1点) - 当該米国側チームがNSFに提出する提案書類を入手し、1つのPDFファイルにまとめてください。米国側研究者がNSFに提出する書類と全く同じものを提出してください。米国側研究者からNSFに提出する書類については下記を参照してください。
- 4. (国際共同研究チームに米国側チームが参加していない場合は必須)
(必要ファイル: PDF1点+Excel1点) - 日豪印チーム申請様式ガイドラインに従って提案内容を英語で記載し、1つのPDFファイルにまとめてください。あわせて、各国参加研究者の利害関係に関する申告書「Collaborators and Other Affiliations Template」(COA template) を1つのExcelファイルにまとめて提出してください。インド側研究者やオーストラリア側研究者が各国窓口機関に書類を提出する際は、JSTに提出する書類と全く同じ内容にしてください。
日本側応募書類
公募要領 | (929KB) |
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公募要領別紙 日本側応募者への応募にあたっての注意事項(日本語のみ) | (2.43MB) |
日本側申請様式(日本側研究者は提出必須)(日本語のみ) | (57KB) |
日豪印チーム申請様式ガイドライン(アメリカ側研究者を含まないチーム(日豪印チーム)は提出必須)(英語のみ) | (1.09MB) |
Cover Sheet(日豪印チーム用) | (18KB) |
Budget Plan(NSF提出用/日豪印チーム用) | (24KB) |
Budget Justification(NSF提出用/日豪印チーム用) | (20KB) |
Biographical Sketch(NSF提出用/日豪印チーム用) | (23KB) |
Other Personnel(NSF提出用/日豪印チーム用) | (17KB) |
Collaborators and Other Affiliations Template (COA template) (NSF提出用/日豪印チーム用) | (38KB) |
e-Rad操作マニュアル(日本語のみ) | (5.26MB) |
〈注意事項〉
- 「機関の長による確認書」(日本側研究者のみ)には機関長の押印が必要です。大学の場合は総長等であり、学部長や学科長ではありませんのでご注意ください。原本の郵送は不要です。公印を省略する場合は、機関にて所定の手続きを行った上でご提出ください。
- 日本側研究代表者は、研究倫理に関する教育プログラムを修了している必要があります。修了していることが確認できない場合は、要件不備となりますのでご注意ください。
- 2022年3月15日のe-Radの改修以降にe-Radへの研究 インテグリティに係る情報の登録を行っていない場合は必ず情報の登録を行って下さい。既に登録済みの方は必要ありません。詳細はe-Rad操作マニュアルをご覧ください。
- 研究機関が国又は地方公共団体である場合(省の施設等機関含む。国立大学法人等の法人格を有する機関は非該当)、当該研究機関が委託研究契約を締結するに当たっては、研究機関の責任において委託研究契約開始までに必要となる予算措置等の手続きを確実に実施しなければなりません。申請前に所属機関の確認のうえ、事前にJSTまでご連絡ください。
〈その他委託研究契約書・事務処理説明書等〉
委託研究契約書 | (調整中) |
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委託研究契約事務処理説明書 | 大学等向け(調整中) |
委託研究契約事務処理説明書 | 企業等向け(調整中) |
※本プログラムに関する書類は後日公開予定です。ご不明点がございましたら、下記窓口にお問い合わせください。
公募説明会について
下記の通り、2日程で公募説明会を開催します。
〈開催概要〉
タイトル:4機関合同AI-ENGAGE Webinar(日米豪印全研究者対象)
開催日時:2024年10月10日(木)11:00 – 12:00(日本時間)
開催形式:オンライン(Zoomウェビナー 要事前登録)
参加登録:https://nsf.zoomgov.com/webinar/register/WN__CBJpcLwSfuc2hKh4LqOOA#/registration
主催:NSF(National Science Foundation:アメリカ国立科学財団)
協力:JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)、CSIRO(オーストラリア連邦科学産業研究機構) 、ICAR(インド農業研究委員会)
言語:英語
タイトル: AI-ENGAGE 日本側研究者向け公募説明会(日本側研究者対象)
開催日時:2024年10月17日(木)14:00 – 15:00(日本時間)
開催形式:オンライン(Zoomウェビナー)
定員:500名(要事前登録)
参加登録:https://form2.jst.go.jp/s/AI-ENGAGE_ExplanatoryWebinar
登録締切:2024年10月17日(木)14:00
※オンライン参加申し込み後、登録したメールアドレスに参加情報(当日の接続先URL、ID、パスコード等)が返信されますので、当日はお手持ちの機器から接続先URLにアクセスしてご参加下さい。
主催: JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)
言語:日本語
公募に関するお問い合わせ
国立研究開発法人科学技術振興機構 ムーンショット型研究開発事業部
AI-ENGAGE担当
ai-engage(at)jst.go.jp
※(at)を@にしてください。
※件名に【2024公募】と明記してください。