平成20年度(3年度)研究者 研究期間:2008〜2011年度
ヌクレオチドの分子認識能を基盤としたtRNAアミノアシル化機構の解明と応用
現在の所属:東京理科大学 基礎工学部 生物工学科 准教授
応募時所属:同上
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研究テーマの概要
現存する生命において、RNAの塩基配列を蛋白質中のアミノ酸の配列に変換するアルゴリズムが遺伝暗号です。tRNAのアミノアシル化は遺伝暗号の成立過程に関わっています。本研究では、RNAが有するヌクレオチドレベルでの分子認識・識別能に基づく、tRNAの化学的アミノアシル化の分子メカニズムを解明することによって、生物界のホモキラリティーの謎や遺伝暗号の起源に迫ることを目的とし、更にその応用を目指します。
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