平成18年度(初年度)研究者 研究期間:2006〜2009年度
リボウイルス創薬:ウイルスに学ぶRNA分子の可能性とその応用
現在の所属:京都大学ウイルス研究所 教授
応募時所属:大阪大学微生物病研究所 助教授
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研究テーマの概要
ウイルスの目的は、自らの遺伝情報(ゲノム)である核酸を細胞内で効率よく保存していくことにあります。本研究は、RNAをゲノムにもつボルナウイルス(BDV)のユニークなゲノム保存のメカニズムを利用することにより、これまで困難であったRNA分子を細胞内で長期間、安定に発現させる技術の開発を目指します。BDVの特性を基にした新しい機能性RNA分子の発見など、RNA(リボ)ウイルスを用いた創薬が目標です。
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