• さきがけ「数学協働」領域 第1期生成果報告会

開催趣旨

 さきがけ「社会的課題の解決に向けた数学と諸分野の協働」(数学協働)領域では、従来の科学技術の延長ではなかなか解決できない社会的・人類的課題に対し、様々な数学・数理科学を活用することで、その解決に向けたアプローチの発見や新しい研究方法の開拓を目指しています。数学という学問の持つ抽象性・普遍性という特徴により、ある課題の解決につながる発想が、その課題だけでなく、全く別の思いもよらない問題にも有用になり、そこから数学を基軸とする新たなイノベーションの創出にもつながることが期待されます。
 本領域は平成26年度に発足し3年度にわたって合計33名の研究者を採択しました。本シンポジウムでは、今年度でさきがけ研究を終了する第1期生が中心となって、数学と諸分野の連携を通じて様々な社会的・人類的課題に挑戦してきた成果を紹介致します。  

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