先導的物質変換領域(ACT-C)

事業概要

趣旨

本研究領域では、低炭素社会の実現や、医薬品・機能性材料等の持続的かつ発展的な生産など、我が国のみならず世界が直面している諸課題の解決に貢献しうる、触媒による先導的な物質変換技術の創出を目指しました。

具体的には、脱化石資源へ向けて、二酸化炭素を還元し有用なC1、C2、C3化合物へ効率的に変換する反応のような、安定小分子を資源として活用する反応の研究、工業的な利用につながる不斉炭素-炭素結合生成等の反応の研究、革新的な結合形成、開裂および組み換えにより優れた特性や機能を有するπ電子系分子を創出する研究、π電子系分子に官能基導入を行う等による新機能を創成する研究などを推進しました。

本研究領域では安全な、高原子効率、高収率、高選択性の分子変換法を創出することを目指し、化学、物理、数理、工学等の分野の垣根を越えて挑戦的な研究が行われました。また、反応機構の解明のための計測分析及び理論化学に関する研究との連携も促進されました。

 

事業実施期間

2012年度~2018年度/平成24年度~平成30年度

 

研究費

総額4千万円~3億円

 

研究総括

國武 豊喜(九州大学高等研究院 特別主幹教授)

 

研究総括補佐

根岸 英一(パデュー大学 特別教授)

 

領域アドバイザー

碇屋 隆雄(東京工業大学 名誉教授)※平成28年3月まで

鈴木 啓介(東京工業大学 理工学院 教授)

玉尾 皓平(理化学研究所 研究顧問、グローバル研究クラスタ長)

筒井 哲夫(九州大学 名誉教授)

堂免 一成(東京大学 大学院工学系研究科 教授)

平本 昌宏(分子科学研究所 物質分子科学研究領域 教授)

藤田 照典(三井化学株式会社 シニアリサーチフェロー、特別研究室長)

村井 眞二(奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究推進センター 特任教授)

村橋 俊一(大阪大学 名誉教授)

森 美和子(北海道医療大学 薬学部 客員教授)

 

領域事後評価

報告書

ACT-C領域事後評価報告書 PDF

参考資料:ACT-C領域事後評価用資料 PDF

 

事後評価委員

委員長 巽 和行(名古屋大学 物質科学国際研究センター 特任教授・名誉教授)

委員  穐田 宗隆(東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所 所長・教授)

委員  小島 秀子(早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構 研究院客員教授)

委員  府川 伊三郎((株)旭リサーチセンター シニア・リサーチャー)

 

支援課題

課題一覧

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