スーパーバイオイメージャーの開発

* 本研究開発課題は未来社会創造事業ACCELとして実施しています。

研究開発課題の概要

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パンフレットPDF 研究紹介動画
(約1分30秒)

研究代表者

染谷 隆夫

染谷 隆夫

(東京大学 大学院工学系研究科 教授)

1997年 東京大学 大学院工学系研究科博士課程修了(博士(工学))
1997年 東京大学 生産技術研究所 助手
1998年 東京大学 生産技術研究所 講師
2001年 日本学術振興会海外特別研究員(米国コロンビア大学化学科・ナノセンター 客員研究員)
2002年 東京大学 先端科学技術研究センター 助教授
2009年 東京大学 大学院工学系研究科 教授
2009年 Princeton University Global Scholar(兼務)
2015年 理化学研究所 主任研究員(兼務)

プログラムマネージャー

松葉 頼重

松葉 頼重

(科学技術振興機構 ACCELプログラムマネージャー)

1979年 岡山大学 大学院工学研究科修士課程修了
1979年 ハリマ化成株式会社 入社
1990年 工学博士取得(岡山大学)
2003年 大阪大学 先端科学イノベーションセンター 客員教授
2004年 兵庫県立大学 大学院工学研究科 客員教授
2005年 ハリマ化成株式会社 取締役兼執行役員 筑波研究所長
2016年 東京大学 大学院工学系研究科 特任研究員
2017年 ACCELプログラムマネージャー

研究開発概要

CRESTでは、大面積でフレキシブルな電子人工皮膚(E-skin)を高性能化し、この成果をベースとして、大面積・多点・マルチモーダル注1)・伸縮性という特徴を同時に兼ね備えたセンサーを実現しました。
ERATOでは、厚さ1マイクロメートル(µm)という極薄の高分子基材上に、有機トランジスタを試作し、伸縮性エレクトロニクスの要素技術を確立しました。また、この極薄の伸縮性センサーを皮膚に直接接触させて、センシングを行いました(皮膚接触型E-skin)。さらに、1µm厚の高分子基材上に、有機光検出器と有機LEDを実装することにより、血中酸素飽和度の計測に成功しました(光学式E-skin)。
ACCELでは、CREST、ERATOを通じて得られたこれらの技術を統合・発展させ、1枚のシートを皮膚に接触させるだけで誰もが簡単にさまざまな生体情報を計測できる伸縮性イメージセンサー(スーパーバイオイメージャー)を開発し、安心・安全で快適な社会の実現を目指します。

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<目指すビジョンの図> 

注1) マルチモーダル・センサー
複数の生体情報を同時に計測可能なセンサーのこと。

プログラム

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