「ビッグイシュー」という雑誌をご存知でしょうか。
ホームレスが販売し、彼らの社会復帰を支援する「経済活動」となる雑誌です。
(ビッグイシュー日本とは)
その日本版最新号(160号)の「特集―命の言葉を考える ― 「ことば」が生まれたとき」に岡ノ谷一夫総括がインタビューで登場しています。
>人間はどのようにして言葉を獲得してきたのか?そのプロセスには、人間が人間になった謎が詰まっているのではないだろうか?言語の起源を生物学的に研究する岡ノ谷一夫さんは、人間の言葉は「歌詞のない歌を歌っていた」ことがはじまりではないかと考えている。歌のような音の流れがまず先にあり、それを切り分けていくことによって単語ができたのではないかと。
岡ノ谷総括の他に、理研BSI生物言語研究チームの若手研究者も登場しています。
ホームページからもご覧になれます(こちら)が、路上で「ビッグイシュー」を売っている方を見かけたら、これを機会に買い求めてみてはいかがでしょうか。
1冊300円です。