１９７９年京都大学工学部化学工学科卒業。同年、GS日本電池株式会社入社。 世界で始めて角型Ni-Cd電池を開発・製造し、モトローラ・マイクロタック携帯電話用、SONYのカセットケースサイズWalkmanなどの実現を可能にした。さらに、Li-Al熱電池を開発・製造しミサイル用電池のエネルギー密度を１０倍に向上、携帯用薄型Li-ion電池の開発・製造などを経て、１９９８年退社。１９９９年より医療、衛星、軍事用Li-ion電池の開発、製造、販売をおこなうQuallion社を米国ロサンゼルスに設立しCEO/CTOとして現在に至る。 ９０年代初頭におこなったLi-ion電池活物質の伝導特性、熱特性の研究や５V系活物質の開発に対して英国スコットランド、アバディーン大学より博士号を授与される。また、世界初のImplantable　Li-ion電池の開発に対して国際電池・材料学会より技術賞を授与される。なお、Quallion社は２００７年のフロスト・サリバン賞受賞、Boeing社のTecnology Supplyer Award受賞など米国での認知度が最近とみに高まっている。