シンポジウム
リチャード・B・ダッシャー
スタンフォード大学 アジア・米国技術経営研究センター所長

ダッシャー教授は、スタンフォード大学で1994年からアジア・米国技術経営研究センター所長、1998年からは統合システム研究センターの専務理事を務めている。2004、05年には東北大学理事会の外部理事を務め、現在も東北大学経営協議会委員と総長顧問の職にある。また、カナダ・イノベーション基金の2006年最先端基金(3億5000万カナダドル)の学際評価委員会の委員も務めた。ダッシャー教授はスタンフォード大学から言語学の博士号を受け、1986年から1990年まで米国国務省の国語・韓国語の上級訓練センターの所長を務めた。その後、1990年から1993年まで日本企業2社で取締役として国際ビジネスの仕事にあたった。ダッシャー教授は、新ビジネスの創造と発展、日本とアジアの企業戦略、技術経営に関するコンサルタント業務も活発に行っている。また、日本の半導体企業ZyCubeの社外取締役を務めているほか、日本、中国、シリコンバレーのベンチャー企業のアドバイザーでもある。