名古屋大学(ビジョン3)
代表理事 本丸勝也
愛知県名古屋市千種区不老町
2020年12月
25万円
6人
ソラモシステム
2021年4月
中山間地域(中間農業地域および山間農業地域)の交通弱者問題を解決するための交通サービス改善支援システムです。地域バスやタクシー相乗りなど、多様な交通手段の提供と情報を一元化して、その時々で最適な交通手段選択を容易にします。
豊田市の中山間地域の「たすけあいプロジェクト」と、継続中の実証実験をもとに構築されました。実証実験地域では①たすけあいカー(住民マイカー相乗り)、②タクシム(タクシー相乗り)、③里モビ(次世代小型モビリティ)を導入し、既存の公共交通サービスの改善も行いました。
売上高:1,200万円(2021年度見込み)
既存の交通手段と新規交通手段を組み合わせる「モビリティブレンド」という考え方を適用し、既存事業を圧迫せず、住民の利便性を高める配慮を行いました。また、地域住民が主体的に交通サービスの計画や運営に取り組み、地域が自走できる「コオペラティブ交通マネジメント」を提唱しています。
公共交通が不便な地域の住民と自治体
過疎地域(山間地)の集落数:19,932(2019年度)
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/281840.pdf
高齢者の移動手段の選択肢が広がり外出のモチベーションにつながります。また地域コミュニティの交流、住民の社会参加マインドの醸成に寄与します。