世界を変える青(AZUL)色の触媒により循環型社会の実現に貢献
企業等名AZUL Energy株式会社

◆ 中核機関名

東北大学(ビジョン1)

企業等の概要

◆ 代表者名

代表取締役社長 伊藤晃寿

◆ 所在地

宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1

◆ 設立

2019年7月

◆ 資本金

4,130万円

◆ 社員数

7人

主力製品・サービスの概要

◆ 主力製品・サービス名

AZUL触媒の販売

◆ 発売時期

2019年7月

◆ 主力製品・サービスの概要

金属錯体青色顔料と安価なカーボン材料を原料に、白金触媒を性能とコストで超える新素材です。燃料電池・金属空気電池等の次世代エネルギーの高性能化、コストダウンには、高性能酸素還元反応用触媒電極の開発が不可欠になっています。

◆ 主力製品・サービスの特徴

燃料電池や金属空気電池に現在用いられている、白金触媒や、マンガン系触媒と比較し、性能、コスト、安全性の各項目で同等以上の性能を有しています。特に安全性の高さは、今後、金属空気電池のウェアラブル用途への適用拡大に向けて、重要な特長となっています。

概要図

◆ ターゲットユーザー

電池メーカーなど

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

補聴器用空気電池市場:全世界で300億円

◆ 関連サイト等

https://www.azul-energy.co.jp/

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●触媒電極技術(金属錯体青色顔料と安価なカーボン材料を原料とする触媒)
    :藪浩、阿部博弥(東北大学)

◆ その他の貢献等

  • ●拠点関係者が役員に就任:
    藪浩(東北大学 准教授)
    阿部博弥(東北大学 助教)

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●「J-Startup TOHOKU」に選出、2020/11/12
  • ●「ILS2021」(「イノベーションリーダーズサミット」)において人気トップ30に選出、2021/3/5
  • ●フューチャーベンチャーキャピタル株式会社、株式会社MAKOTOキャピタルおよび個人投資家から6,000万円の外部資金を獲得、2020/3
  • ●デノラ(株)などから約1億円の外部資金を獲得、2021/6

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

レアメタルを使用しない電池開発で、資源開発による環境破壊を抑制します。電池の性能・安全性の向上や低コスト化を通じ、より環境にやさしく快適なライフスタイルの実現が期待されます。

◆ 関連するSDGs・社会課題

省エネルギー


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