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自動運転ソフトウェアの普及により多彩な自動運転に対応
企業等名株式会社ティアフォー

◆ 中核機関名

名古屋大学(ビジョン3)

企業等の概要

◆ 代表者名

代表取締役社長 武田一哉

◆ 所在地

名古屋市中村区名駅1-1-3
名古屋大学オープンイノベーション拠点

◆ 設立

2015年12月

◆ 資本金

25億9,000万円

◆ 社員数

200人

主力製品・サービスの概要

◆ 主力製品・サービス名

Autoware®開発

◆ 発売時期

2015年12月

◆ 主力製品・サービスの概要

自動運転用途としては世界初のオープンソースの自動運転ソフトウェアである「Autoware」のエコシステムを活用し、多彩な自動運転に関連したサービスを開発・提供します。
「Autoware」は、交通量の多い市街地においても自車位置や周囲環境を認識でき、交通ルールに従った操舵制御の機能が搭載されています。

◆ 主力製品・サービスの特徴

リファレンスデザインに基づいた適切なハードウェアとソフトウェアを選定し、車両やセンサ等の既製品を組み合わせるだけで自動運転システムを構築することができます。
「Autoware」には高速処理のためのGPGPUおよびFPGAの利用、VRインタフェースの導入、インターネット上のデータベースとの通信など、自動運転システムをさらに強化するプラットフォーム機能が含まれており、センサー評価、ECU最適化アルゴリズムの開発、実証実験サービスなど、お客様のご要望に沿って幅広く行います。

概要図

◆ ターゲットユーザー

自動運転開発事業者、自動運転サービス事業者

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

自動運転市場:3兆円(2030年見込み)

◆ 関連サイト等

https://tier4.jp/
https://www.pdsl.jp/fot/autoware/

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●Autoware(インターネットITS協議会アーバンドライブWGで推進中の「市街地公道での自動運転」のために共同開発された自動運転ソフトウェア)
    :加藤真平(名古屋大学 ※当時)

◆ その他の貢献等

  • ●拠点関係者が役員に就任:
    武田一哉(名古屋大学 教授)
    河口信夫(名古屋大学 教授)
    加藤真平(東京大学 准教授)
    二宮芳樹(名古屋大学 特任教授)

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●S. Kato, E. Takeuchi, Y. Ishiguro, Y. Ninomiya, K. Takeda, and T. Hamada. "An Open Approach to Autonomous Vehicles", IEEE Micro, Vol. 35, No. 6, pp. 60-68, 2015.
  • ●損害保険ジャパン日本興亜株式会社、ヤマハ発動機株式会社、KDDI 株式会社、株式会社ジャフコの運営する投資事業有限責任組合、アイサンテクノロジー株式会社を引受先として総額113億円の第三者割当を実施(2019/7)

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

介入型運転支援を含む自律走行システム「Autoware」の普及、エコシステムを支えるサービス開発の展開を通じて、自動運転技術に関する技術・コミュニティを発展させました。

◆ 関連するSDGs・社会課題

自動化
交通事故


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