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人と知的人工物のより良い関係を構築し交通事故の低減に貢献
企業等名株式会社ポットスチル

◆ 中核機関名

名古屋大学(ビジョン3)

企業等の概要

◆ 代表者名

代表取締役 佐藤太亮

◆ 所在地

愛知県名古屋市千種区不老町1番
名古屋大学インキュベーション施設

◆ 設立

2020年8月

◆ 資本金

100万円

◆ 社員数

主力製品・サービスの概要

◆ 主力製品・サービス名

運転行動変容を促すドライバエージェントシステム

◆ 発売時期

2022年以降予定

◆ 主力製品・サービスの概要

ロボティック・ヒューマンマシンインタフェース(RHMI)によって、安全な運転行動を促すエージェントシステムです。
スマートフォンと小型コミュニケーションロボット(シャープRoBoHoN)を連携し、高齢者にもわかりやすく運転中の見守りと運転後の振り返りを提供します。本システムの利用で、運転への自己認識を高め、より安全な運転行動へ導きます。
2021年8月から名古屋大学未来社会創造機構、シャープ株式会社、株式会社ポットスチルによる実証実験を開始しました。

◆ 主力製品・サービスの特徴

運転支援にロボットが擬人的に介在するため、対象者は一体感を感じ、受容性と運動行動改善効果、継続意欲が向上します。
そして、音声だけのナビゲーションより理解しやすく、同乗者効果が期待できます。従来の車両挙動を評価するシステムと異なり、基礎研究によるバックデータを基に運転行動評価を行います。

概要図

◆ ターゲットユーザー

運転に不安を抱えるようになった中高年ドライバー、運転免許を取ったばかり/運転頻度が高くないドライバー

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

運転支援システム市場:7兆1,694億円(2030年予測)
家庭用ロボット市場:2兆1,662億円(2025年予測)

◆ 関連サイト等

https://potstill.mystrikingly.com/

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●エージェントによる運転行動改善促進技術/擬人化RHMIによる運転支援技術/運転行動評価技術と振り返り併用効果
    :田中貴紘(名古屋大学未来社会創造機構)

◆ その他の貢献等

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●特許6619306、「運転者行動評価装置及び運転者行動評価方法」、2019
  • ●Driving Behavior Improvement through Driving Support and Review Support from Driver Agent, Takahiro Tanaka, Kazuhiro Fujikake, Yuki Yoshihara, Takashi Yonekawa, Makoto Inagami, Hirofumi Aoki, Hitoshi Kanamori, 6th International Conference on Human-Agent Interaction, pp.36-44, 2018.

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

ドライバーが自分の運転に対する自己認識を改めることで、交通事故の低減に貢献します。また、高齢ドライバーの自立的な移動を助けることで、外出頻度や外出距離を増やし社会活動参加のきっかけを提供します。

◆ 関連するSDGs・社会課題

事故防止
高齢社会


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