JSTトップ > COIプログラムトップ > 取組成果 > 成果集 > 株式会社ソニックアーク

音が届く範囲を自在に操り、騒音フリーな社会を創出
企業等名株式会社ソニックアーク

◆ 中核機関名

立命館大学(ビジョン1)

企業等の概要

◆ 代表者名

代表取締役社長CEO 原健太

◆ 所在地

京都府京都市上京区宮垣町91-102

◆ 設立

2020年2月

◆ 資本金

50万円

◆ 社員数

4人

主力製品・サービスの概要

◆ 主力製品・サービス名

①超指向性音響技術、②肉伝導マイクロフォン技術

◆ 発売時期

2022年4月(予定)

◆ 主力製品・サービスの概要

①ピンスポットオーディオ技術とフレキシブルオーディオ技術の2つの技術から構成されています。ピンスポットオーディオ技術ではある場所でのみ音を再生し、フレキシブルオーディオ技術では狙った方向にのみ音を再生します。
②肉伝導マイクロフォン技術を用いた飛沫拡散・騒音混入防止マイクの製品開発を実施します。

◆ 主力製品・サービスの特徴

音の届く距離の制御、音の放射方向の制御により、隣り合った展示品でも混ざることなく別々に音声解説を提供したり、またトレーニングジムなどで、非対象者に広がらない一人一人に向けたパーソナルな音情報を提供することもできます。非対象者には騒音になりうる音声付き広告や目覚まし音に本技術を使用することで、騒音問題の解決にもつながります。

概要図

◆ ターゲットユーザー

オンライン会議や日常生活においてスピーカやマイクを使用するすべての方々

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

「防周辺騒音・超低音量型マイク」に関する市場(日本国内):20億円

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●超指向性音響技術(音の届く距離や放射方向を制御し、特定の場所や方向でのみ音を再生する技術)
    :西浦敬信(立命館大学)

◆ その他の貢献等

  • ●拠点関係者が役員に就任:
    西浦敬信(立命館大学 教授)
    杉村憲一(立命館大学 職員)

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●特願2019-92912、パラメトリックスピーカ、及び、音響信号の出力方法
  • ●Yoshinori Ogami, Masato Nakayama, and Takanobu Nishiura, ''Virtual Sound Source Construction Based on Radiation Direction Control Using Multiple Parametric Array Loudspeakers,'' The Journal of the Acoustical Society of America, Vol. 146, No. 2, pp. 1314-1325, Aug. 2019. (doi: 10.1121/1.5123139)

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

必要な人にのみ音を届ける技術により、騒音が軽減された住みやすい社会環境整備に貢献することが期待されます。

◆ 関連するSDGs・社会課題

騒音
ワークライフバランス


TOP