ウイルスや細菌などの微粒子を即時・高精度で識別
企業等名アイポア株式会社

◆ 中核機関名

大阪大学(ビジョン2)

企業等の概要

◆ 代表者名

代表取締役 CEO 直野典彦

◆ 所在地

東京都渋谷区桜丘町26-1
セルリアンタワー15F

◆ 設立

2018年9月

◆ 資本金

2億円

◆ 社員数

主力製品・サービスの概要

◆ 主力製品・サービス名

①アイポア微粒子計測ソリューション、②アイポア微粒子AI 識別ソリューション

◆ 発売時期

2020年9月

◆ 主力製品・サービスの概要

ウイルス、細菌、酵母、血球類や抗原/抗体などさまざまな粒子の計測・分析サービスを提供しています。
①粒子数カウント、電流振幅による粒径分布推定、波形観察による形状推定など、AI識別が不用な場合に利用します。
②AIによる粒種、由来細胞、宿主などの識別、生体粒子の生死判定などに利用します。

◆ 主力製品・サービスの特徴

半導体微細加工による超高精細ポア(細孔)で、高い計測安定性を実現しました。抵抗性パルスをAIが解析することで、これまで不可能だった粒種識別が可能となりました。
加えて、AIが学習したモデルはユーザごとに厳密に分離して運用されるため、ユーザだけの資産に基づく、ユーザだけのAI情報処理プラットフォームとして利用可能です。

概要図

◆ ターゲットユーザー

ウイルス、酵母、血球類や抗原/抗体などさまざまな粒子の計測・分析を行う研究者・技術者

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

◆ 関連サイト等

https://aipore.com/

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●ナノポアデバイスを用いたウイルス検出システム(試料から観察されるイオン電流変化のデータを解析して各種ウイルスのデータベースを構築し、ウイルスを識別する)
    :谷口正輝(大阪大学)

◆ その他の貢献等

  • ●研究テーマリーダーが役員に就任:
    谷口正輝(大阪大学 教授)

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社から2億円の外部資金を獲得(2020/10/23)
  • ●Masateru Taniguchi, “Combination of Single-Molecule Electrical Measurements and Machine Learning for the Identification of Single Biomolecules” ACS Omega. 2020 Jan 21; 5(2): 959–964.

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

検体中のウイルスや細菌などの微粒子を即時・高精度で識別できる技術を提供することで、医療分野を中心に、研究開発において粒子識別という新たなアプローチを可能にしました。

◆ 関連するSDGs・社会課題

感染症
AI


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