背骨の形が見える眼鏡で肩こり・腰痛リスクを推定する
企業等名株式会社weCAN

◆ 中核機関名

東北大学(ビジョン1)

企業等の概要

◆ 代表者名

代表取締役社長 髙橋佑生

◆ 所在地

宮城県仙台市青葉区北目町4-7
HSGビル7階

◆ 設立

2020年10月

◆ 資本金

114万円

◆ 社員数

6人

主力製品・サービスの概要

◆ 主力製品・サービス名

美姿勢メガネ

◆ 発売時期

2022年6月

◆ 主力製品・サービスの概要

メガネに装着されたセンサーデバイスで、頭部傾斜角と視距離を測定し、座姿勢での背骨の並び(脊椎アライメント)を推定します。背骨形状の経時変化から、肩こりや腰痛などのリスクを個々人に応じて推定する研究を東北大学医学部と現在行っています。専用アプリにより姿勢の不良を検知するとPC画面が徐々に赤く変化し、あえて見えづらくすることで、ユーザーに自律的な姿勢矯正を促し物理的な矯正なしに良い姿勢を身につけることができます。

◆ 主力製品・サービスの特徴

レントゲンによる測定が必要だった脊椎アライメントを、頭部に装着したセンサーデバイスから推定可能になりました。いつでもどこでも背骨の形状を経時的な変化も含めて推定可能なため、腰痛や肩こりの発症リスクの推定に役立つ可能性があり現在臨床研究を進めています。
この姿勢データをクラウドに蓄積・分析することにより、腰痛、肩こりなどの姿勢改善のアドバイスサービスへの展開も考えられます。

概要図

◆ ターゲットユーザー

PC等情報機器を操作する健康意識の高い方、PC操作時の姿勢が原因で肩凝りや腰痛に悩まされている方

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

肩こり、腰痛の有訴率10%から換算し、日本人1,300万人が該当

◆ 関連サイト等

https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2110/14/news007.html

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●頭部傾斜角と視距離を活用した背骨形状推定システム
    :橋本功(東北大学)

◆ その他の貢献等

  • ●拠点関係者が顧問を担う:
    江刺正喜(東北大学 名誉教授)

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●特許出願:脊柱アライメント推定装置,脊柱アライメント推定システム,脊柱アライメント推定方法,脊柱アライメント推定プログラム及び脊柱アライメント推定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 2021/2/19、PCT/JP2021/6490、東北大学
  • ●キャンパスベンチャーグランプリ2019全国大会 文部科学大臣賞
  • ●みやぎ産業振興機構スタートアップ加速化支援事業に採択、2020/7

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

骨や筋肉に負担の少ない正しい姿勢を意識することで、姿勢から生じる肩こり・腰痛などの悩みが軽減されます。

◆ 関連するSDGs・社会課題

生活習慣病
IT


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