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感性評価に基づいた介護椅子で高齢者の立ち座りを楽に
企業等名株式会社アイケアラボ

◆ 中核機関名

慶應義塾大学(ビジョン3)

企業等の概要

◆ 代表者名

代表取締役 今井弘志

◆ 所在地

兵庫県三田市富士が丘6-17-2

◆ 設立

2017年8月

◆ 資本金

400万円

◆ 社員数

1人

主力製品・サービスの概要

◆ 主力製品・サービス名

介護用具「パワーアシストチェア」

◆ 発売時期

2019年8月

◆ 主力製品・サービスの概要

サテライト拠点である関西学院大学や介護施設との連携により、感性評価や動力学的評価を実施し、そこで明らかになった課題を解決した上で完成した介護椅子です。
製品のうち、「DX-1」は公益財団法人テクノエイド協会貸与マークを取得しています。

◆ 主力製品・サービスの特徴

座面がガススプリングで押し上げられる方式で、座る時に受け止めるように、立つ時に押し上げるように作用します。手すりも前面に張り出しており、安心感を与えます。
さらに、座った後に足元のレバーを踏むとコロが出て、近距離の移動がスムーズにできます。

概要図

◆ ターゲットユーザー

自宅や介護施設等の要介護者(高齢者)

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

要介護・要支援認定者数:第一号被保険者のみで約666万人(2020年)

◆ 関連サイト等

https://icarelab.co.jp/

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●感性価値指標化技術(モデル化手法、分析手法、定量化手法、AI技術、統計解析技術、心理学実験手法等。「パワーアシストチェア」の設計工程において椅子の立ち座り支援機能の感性評価を実施)
    :長田典子、杉本匡史(関西学院大学)
     大図佳子(株式会社住化分析センター)

◆ その他の貢献等

  • ●拠点関係者がアドバイザーを担う:
    長田典子(関西学院大学 教授)

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●HYOGO クリエイティブ起業創出コンテスト2017「クリエイティブ起業創出事業」助成金事業計画として選定

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

感性評価によりユーザの感情・性質を考慮した有効な介護椅子の普及が実現します。介護の人手不足の解消、介護費用の安価化、介護の生産性向上に貢献します。

◆ 関連するSDGs・社会課題

高齢社会
人材不足


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