東北大学(ビジョン1)
代表取締役社長 田中由記子
宮城県仙台市青葉区中央2-2-30
2020年10月
100万円
2人
導電性繊維を活用したセンシングチェア
未定
着席時における体荷重分散性を計測する「座位センシング」を搭載した椅子です。和紙やシルクなどの天然素材による「導電性繊維電極」は、椅子やクッションなど日用品にセンサーを内蔵し「さりげなく」計測ができます。使用者は心理的な負担なく継続的に健康状態を把握し、身体の歪みの程度を理解し、日常的な気づきを促進、未病につなげることができます。
導電性繊維電極を用いた「非接触センシング」は、半導体センサーなどを肌に接触させる計測方法に比べて心理的な抵抗が少ないのが特長です。システムの導入・運用も容易で、量産化によるコスト低減も見込めるため、介護施設のコーチングを目的とした高機能製品への展開も望めます。将来的にはベッド、スリッパなど共通プラットフォームの計測機器を展開・連携させることで24時間、体全体のトータルな計測が可能となります。
健康に不安を抱える比較的健康な方および姿勢に興味がある健康な方、肩こりや腰の張りを訴える中間層、腰痛、膝痛等の軽度の症状を持つ方
腰痛・膝痛など、体の歪みからくる症状を有する患者:
約4,700万人(2009年)
センシング技術が日常動作に溶け込み、意識することなく健康状態を把握できるようになることで人々の健康に貢献します。
またセンサー素材を天然繊維とすることで環境負荷に配慮しています。