脳波モデルを構築し疾病を早期検知
企業等名PGV株式会社

◆ 中核機関名

大阪大学(ビジョン2)

企業等の概要

◆ 代表者名

代表取締役社長 松原秀樹

◆ 所在地

東京都中央区日本橋二丁目15番5号
PMO 日本橋二丁目ビル7階

◆ 設立

2016年9月

◆ 資本金

1億円

◆ 社員数

17人

主力製品・サービスの概要

◆ 主力製品・サービス名

①パッチ式脳波計、②ニューロリサーチサービス、③睡眠解析、④脳波解析受託

◆ 発売時期

2016年9月

◆ 主力製品・サービスの概要

①超薄、伸縮自在な電極に、トップクラスのノイズ除去技術を搭載した、軽量小型のパッチ式脳波計です。テレメトリー式脳波計として医療機器認証(クラスⅡ)を取得しています。
②脳波を活用した、企業の製品研究開発、製品・サービス評価支援を行っています。
③パッチ式脳波計および脳波Al睡眠モデルを活用した、睡眠ステージの自動判定サービスです。
④脳波データ解析受託を通じて、脳波を用いた研究機関等の臨床研究活動を支援しています。

◆ 主力製品・サービスの特徴

①パッチ式脳波計:脳波データを12時間連続取得可能です。ワイヤレス制御を行い、被験者への負荷を最小限に、精度と簡易性を両立した世界初のパッチ式脳波計です。
②③④解析サービス:ニューロリサーチ、睡眠解析、脳波解析受託において、パッチ式脳波計を用いて取得した脳波データから脳波AIモデルを構築し、脳波データの効果的な活用を推進しています。

概要図

◆ ターゲットユーザー

研究機関、医療機関、企業
脳波計の利用対象:すべての年齢層(研究目的を含む)

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

国内の脳波計市場規模:約18億円

◆ 関連サイト等

https://www.pgv.co.jp/

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●銀ナノワイヤ量産・信頼性技術、フレキシブル/リジッド・デバイスの接続用導電性接着剤、導電粘着剤、柔軟電極シート、ウエアラブルセンサの基本設計、材料・技術の統合
    :関谷毅、植村隆文、荒木徹平、吉本秀輔、根津俊一(大阪大学)

◆ その他の貢献等

  • ●研究テーマリーダーが役員に就任:
    関谷毅(大阪大学 教授)
  • ●拠点関係者が技術責任者を担う:
    吉本秀輔(大阪大学 招聘教員)
  • ●特許料が拠点に還元

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●生体信号計測装置(登録特許:6629887)
  • ●総額3.0億円の第三者割当増資を実施、2021/8

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

手軽に扱える高精度な脳波計の提供および計測した脳波データの処理・解析を通じ、従来難しかった人間の潜在意識へのアプローチが開かれました。疾病の早期検知への応用にも貢献します。

◆ 関連するSDGs・社会課題

認知症
うつ病


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