わずか一滴の唾液から、その場で簡単にストレスを測定
企業等名EC SENSING株式会社

◆ 中核機関名

東北大学(ビジョン1)

企業等の概要

◆ 代表者名

代表取締役 逢坂哲彌

◆ 所在地

東京都新宿区新宿6丁目27番29号

◆ 設立

2019年2月

◆ 資本金

490万円

◆ 社員数

主力製品・サービスの概要

◆ 主力製品・サービス名

①バイオセンサ・チップ、②エネルギーマネージメント・サービス

◆ 発売時期

2022年予定

◆ 主力製品・サービスの概要

①唾液で検知可能なFET(電界効果トランジスタ)バイオセンサを利用し、特定物質の測定を行います。
②インピーダンス法による電池診断技術を用い、電池セル内部のどの構成要素が劣化したのかを測定します。

◆ 主力製品・サービスの特徴

①これまでは血液を使っても測定が難しかったストレスが、唾液に含まれるコルチゾールなどのストレス・ホルモンをバイオセンサでモニターすることで、ストレス状態を把握できる可能性があります。また、動物のストレスチェックへの応用も計画しています。
②電池の電気特性や使用時間を把握するだけでなく、電池セルを構成する正極や負極、セパレータなどの状況を個別に把握でき、正確に電池の健康状態がわかるようになります。

概要図

◆ ターゲットユーザー

①医療従事者、医療機器などの開発者、大学関係者
②電池の開発者、電池が必要な技術の開発者、スマートシティの研究開発者

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

唾液ストレスモニターの使用者:10万人
唾液ストレスビジネス:100億円

◆ 関連サイト等

https://www.ec-sensing.com/

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ①バイオセンシング技術(唾液で検出可能なFETバイオセンサの利用)
  • ②蓄電池劣化予想技術(電池の健康状態(SOH)を非破壊で正確に把握し、電池の寿命を予測)
    :逢坂哲彌、大橋啓之、内海和明、門間聰之、黒岩繁樹、戸ヶ崎徳大(早稲田大学)

◆ その他の貢献等

  • ●拠点関係者が役員に就任:
    逢坂哲彌(早稲田大学 名誉教授)
    吉野正洋(早稲田大学 客員次席研究員)
    仲森智博(早稲田大学 客員次席研究員)
    川野隆清(株式会社リボルナバイオサイエンス)
    大橋啓之(早稲田大学 上級研究員)
    内海和明(早稲田大学 客員教授)
    百鬼史訓(東京農工大学 名誉教授)

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●特許6823244、「ステロイド骨格化合物の検出デバイスおよびこれを用いたステロイド骨格含有化合物の検出方法」
  • ●特許6731664、「タンパク質の検出方法」

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

人間のストレス反応と直接つながる複数のストレス物質をごく微量の唾液からモニターすることにより、日常生活における心の健康のための情報が簡便に得られます。

◆ 関連するSDGs・社会課題

メンタルヘルス
自殺


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