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血中タンパク質測定・解析で健康状態と疾病リスクを見える化
企業等名フォーネスライフ株式会社

◆ 中核機関名

東北大学(ビジョン1)

企業等の概要

◆ 代表者名

代表取締役CEO 江川尚人

◆ 所在地

東京都中央区日本橋本町三丁目8-3

◆ 設立

2020年4月

◆ 資本金

2億円

◆ 社員数

23人

主力製品・サービスの概要

◆ 主力製品・サービス名

血中タンパク質測定による疾病発症リスク検査サービス「フォーネスビジュアス」

◆ 発売時期

2021年7月

◆ 主力製品・サービスの概要

少量の採血で血中タンパク質を高精度に測定・解析し、AIによる疾病リスクと改善方法の推計・予測レポートを受診者に提供するサービスです。個人の状態にあった改善提案と、改善を実行した結果シミュレーションまでを提示し、疾病予防と健康維持・改善に向けた自発的な行動変容を促すことができます。
2021年8月より取扱医療機関と連携し、コンシェルジュによる健康相談を通じた健康改善メニューの提案と実践、取り組み状況の確認、状況に応じた再提案のサービスを開始しました。

売上高:900万円(2020年度)

◆ 主力製品・サービスの特徴

SomaLogic社(米国コロラド州)のSOMAscanは75μlという少量の血液成分から約7,000種類のタンパク質を解析可能で、他の技術よりも高精度な測定が可能です。それにNECグループが保有するAI・解析技術を組み合わせることで、複数のタンパク質を総合的に評価し、日本人向けの疾病予測アルゴリズムを研究、確立しました。

概要図

◆ ターゲットユーザー

医療機関および採血による検診受診者

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

人間ドックの国内市場規模:4,650億円(2020年度)

◆ 関連サイト等

https://foneslife.com/

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●CHART2コホート(2006年から開始され、1万名を超える慢性心不全の患者又はその予備軍の患者から300項目以上の詳細な臨床データを蓄積している東北大学病院の循環器疾患のコホート)
    :下川宏明、坂田泰彦、後岡広太郎(東北大学病院)

◆ その他の貢献等

  • ●拠点関係者が役員に就任:
    和賀巌(東北大学革新的イノベーションプロジェクト・プロジェクトリーダー)
  • ●売上高の一部が共同研究費として拠点に還元(2020年度)

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●アプタマー技術による大規模疾患プロテオミクス 古市真木雄、和賀巌、小田吉哉、日本プロテオーム学会誌(ISSN:24322776) vol.5,no.2,

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

健康状態と疾病リスクを「命の声」と捉え、一人一人に見える化し、改善策により疾病予防、健康改善に向けた行動変容を促します。すべての人が自分らしく生きられる社会の実現に貢献します。

◆ 関連するSDGs・社会課題

生活習慣病


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