血液検査により白血病に苦しむ世界中の患者、家族、そして医師を手助け
企業等名株式会社Liquid Mine

◆ 中核機関名

東京大学(ビジョン1)

企業等の概要

◆ 代表者名

代表取締役 岸本倫和

◆ 所在地

東京都渋谷区道玄坂1-10-8

◆ 設立

2019年11月

◆ 資本金

3,104万円

◆ 社員数

2人

主力製品・サービスの概要

◆ 主力製品・サービス名

高精度な微小残存病変(MRD:minimal residual disease)検出を実現する
液体生検システム「MyRD」

◆ 発売時期

2020年8月

◆ 主力製品・サービスの概要

独自の遺伝子解析手法と液体生検(リキッドバイオプシー)を組み合わることにより患者の負担が少なくなった血液の高精度検査(「MyRD」)です。不治の病として知られる白血病に苦しむ患者に最適な治療環境を提供しています。
売上高:120万円(2020年度)

◆ 主力製品・サービスの特徴

「MyRD」では、最新の遺伝子解析によって、テーラーメイドで検査薬を作り、白血病細胞がどれくらい減ったか、残っていないか、再発していないかを正確に把握することができます。
また、リキッドバイオプシー技術により、血液等を用いて低侵襲な形で検査が可能となり、患者の負担を軽減・早期の結果導出が可能となりました。

概要図

◆ ターゲットユーザー

白血病をはじめとするがん患者および医療関係者

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

白血病患者数:国内およそ1万4,000人(2020年予測)

◆ 関連サイト等

http://www.liquidmine.co.jp/index.html

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●液体生検システム「MyRD」(血液等から低侵襲で行うリキッドバイオプシーにより、高精度に微小残存病変を検出)
    :横山和明、井元清哉(東京大学)
     東條有伸、宮野悟(東京医科歯科大学)

◆ その他の貢献等

  • ●拠点関係者がアドバイザーを担う:
    横山和明(東京大学 助教)
    井元清哉(東京大学 教授)
    東條有伸(東京大学 教授)
    宮野悟(東京大学 教授 ※当時)
  • ●特許料が拠点に還元

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●東京都令和2年度「先端医療機器アクセラレーションプロジェクト」採択、2020/10
  • ●インキュベイトファンド、Plug and Play Japanから外部資金を獲得、2021/1
  • ●Plug and Play Japan株式会社主催「Winter/Spring2021Summit」Health部門にてEXPO Startup Awardを受賞、2021/3

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

独自の遺伝子解析手法と液体生検を組み合わせた、血液の高精度な検査技術の社会実装により、白血病に苦しむ患者に個別最適な治療環境を提供しています。

◆ 関連するSDGs・社会課題

がん
難病


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