東京大学(ビジョン1)
代表取締役 東志保
東京都文京区本郷7-3-1
東京大学アントレプレナープラザ701
2016年5月
9,000万円
33人
乳房用リング型超音波画像診断装置「COCOLY」
2021年5月
超音波撮像技術であるリングエコー撮像法を応用した乳房用画像診断装置です。リング型の超音波振動子を使用し、非接触で乳房の3Dスキャンが可能であるため、被ばくや痛みのない女性に優しい測定・診断を実現しました。
2021年4月に指定管理医療機器製造販売認証を取得しました。
現在の乳がん検診にはX線マンモグラフィやハンドヘルド型の超音波が用いられていますが、マンモグラフィは圧迫による乳房の痛み、X線照射による被ばくリスク、デンスブレスト(高濃度乳房)に対する検出精度低下等の課題、ハンドヘルド型の超音波はがん発見が検査技師の技術に依存するという課題を抱えています。
これに対し「COCOLY」は、被ばくリスクや圧迫による痛みがなく操作者の技術に依存しない乳がん検診用装置です。
検診参加者、乳がん患者および医療従事者
乳がん罹患者数:約9万6,000人
被ばくや痛みのない女性に優しい乳がん測定・診断が可能となりました。さらに、検診率の向上と早期発見につなげ、「乳がんと闘う」という言葉のない世界の実現に貢献していきます。