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細胞外小胞の品質管理、診断、創薬へのソリューションで医療に貢献
企業等名株式会社イクストリーム

◆ 中核機関名

川崎市産業振興財団(ビジョン1)

企業等の概要

◆ 代表者名

代表取締役 千葉秀貴

◆ 所在地

東京都町田市中町1-2-5
SHELLMIYAKOV 3F

◆ 設立

2018年11月

◆ 資本金

110万円

◆ 社員数

主力製品・サービスの概要

◆ 主力製品・サービス名

エクソソーム(細胞外小胞)分析装置、エクソソーム分画システム
上記を組み合わせた品質管理へのソリューション

◆ 発売時期

受注生産(要相談)

◆ 主力製品・サービスの概要

研究機関・企業・医療機関、受託分析・受託検査、測定/検査システムの製造販売などを対象に、個別エクソソームの粒径と性質の関連データおよび、濃度、純度、性質の測定/分析結果を提示し、エクソソームに紐づいたマイクロRNAの種類と量を測定します。

◆ 主力製品・サービスの特徴

がん診断における有用性に大きな期待が持てるエクソソームですが、従来の測定や分析手法にはまだ課題があります。
そのため、エクソソームの粒径、表面、内容物を関連づけて測定、解析する手法としてiX-Methodを開発しました。これをもとにエクソソームの製造における品質管理、診断領域、そして創薬領域への展開を図っています。

概要図

◆ ターゲットユーザー

マイクロRNA 診断を行う病院・検査機関等

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

エクソソームを用いる医療応用技術市場:180億円
(2021年予測)

◆ 関連サイト等

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●エクソソームの粒径と表面とを関係づけて測定する技術(ナノ微粒子の光学的測定と表面電荷測定を組み合わせて測定する技術)
    :一木隆範(東京大学)

◆ その他の貢献等

  • ●拠点関係者が開発・創業に貢献:
    塩野博文(川崎市産業振興財団)
    一木隆範(東京大学 教授)

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●T. Akagi, K. Kato, M. Kobayashi, N. Kosaka, T. Ochiya, and T. Ichiki, “On-Chip Immunoelectrophoresis of Extracellular Vesicles Released from Human Breast Cancer Cells”, PLOS ONE 10(4), e0123603 (2015).

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

体液中のバイオマーカーを用いた早期のがん診断が可能となります。少ない負担で正確な予防技術が普及することにより、医療コストの低減に貢献します。

◆ 関連するSDGs・社会課題

がん


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