東京藝術大学(ビジョン2)
横浜市芸術文化振興財団
株式会社ヤマハミュージックジャパン
公益財団法人ベネッセこども基金
株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
2017年9月
発達障がいのある小学生と保護者のための、音楽、美術、映像を融合させたインタラクティブなワークショップです。サン=サーンス作曲「動物の謝肉祭」をテーマに、塗り絵や切り絵の手作業で紙の動物をつくる「ペーパークラフト」、動物の鳴き声や動作のオノマトペと連動するアプリなどを体験する「デジタルアート」、「楽器の体験」、紙の動物たちがアニメーションとなり、生演奏に合わせて映し出される「コンサート」などのコンテンツが組まれています。
「音と光の動物園」の映像が、小学校音楽教科書準拠の副教材「小学生の音楽鑑賞・表現」(監修:教育芸術社、4年生用)にも収録され、2020年3月より販売を開始しました。(制作・販売:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)
アプリ「この音なあに」(カードにiPadのARアプリをかざすと3Dで動物が出現し、音と動作で鳴き声を上げる)はインターネット上でも公開されています。
売上高:200万円(2020年度)
コンテンツが充実し、親子で参加できる内容となっているため、発達障がい児とその家族が、周囲への気兼ねなくクラシックコンサートを楽しむ貴重な機会となっています。コンテンツごとの貸し出しが可能で、支援学校や養護学校の授業でも活用されました。
発達障がいのある小学生およびその保護者
発達障がいに関係する特別支援教育を受けている小学生の人数:約21万8,000人(2020年度)
https://www.youtube.com/watch?v=QzdfMS5anH8
発達障がい児および保護者の学習機会・興味関心を拡大しました。またオンラインによる開催形態を開発し、外出や集団活動の苦手な児童が参加しやすい環境を提供しています。