慶應義塾大学(ビジョン3)
デジタルファッション株式会社
センチュリーグループ
2019年9月
感性指標化技術を使用したオーダースーツ生地のレコメンドシステムです。
髙島屋が展開する紳士服オーダーサロンの5店舗において、AIを活用した新しい接客ツール(感性AIソムリエ)を百貨店で初めて常設展開しました。オーダースーツの接客において、お客様が、自身の求めるイメージや気になるワードを選択することで、感性指標化技術に基づくAIが最適な生地を提案します。本ツールは、イオンモール、トキハ百貨店でも展開されています。
「感性AIソムリエ」では、収集したデータに基づいた客観的な提案をすることで、よりお客様の期待にマッチする精度の高い接客を実現できます。
また、接客時に各店舗で収集したデータをAIが学習するため、店舗の地域性や顧客層に合った提案が可能となり、常にアップデートされた情報をもとに最適な生地を提案できます。
加えて、「感性AIソムリエ」に搭載されている感性デジタルビスポークは、顧客がその場で感性的な要求を入力することで推薦を行うため、購入履歴のない新規客に対してもサービスを適用できます。
さらに、顧客と販売員とのやり取りを補助し円滑に進めることで、購入製品だけでなく購入体験に対する満足度をも高めることを目的としています。
紳士服の購買層
国内スーツ販売数:約400万着(2020年)
https://www.takashimaya.co.jp/base/corp/topics/190805a.pdf
http://www.digitalfashion.jp/new/index.html
http://century-grp.co.jp/
よりパーソナルな接客を実現することで、購入・接客に対する人々の満足度を向上します。オーダーから製造まで一気通貫するプラットフォームとの連携によって大量製造、大量ロスなどの社会課題軽減も期待できます。