金沢工業大学(ビジョン3)
小松マテーレ株式会社
2015年11月
炭素繊維を芯に使用し、外層を無機繊維や有機繊維でカバーリングしたものを、熱可塑性樹脂に含浸させた炭素繊維複合材料です。炭素繊維のみを熱可塑性樹脂に含浸させた炭素繊維複合材料も含まれています。
売上高:3,000万円(2020年度)
軽く、強く、腐食しない炭素繊維で、重量は同等の強度を持つメタルワイヤの1/5です。
柔軟性があるため、配線の自由度が高く、また、ロッドを巻いた状態で搬入ができるため、輸送コストを大幅に減らすことができます。
また、熱可塑性樹脂が含浸されているので、一度硬化させた後でも、熱をかけ再度変形させることが可能です。
昇降式ホーム柵に使われるステンレスワイヤと比較して軽いため、昇降機自体の剛性を低く設計することができ、設置コストも抑えることができます。また、温度差による伸び縮みが少なく、張力調整などのメンテナンスも軽減されます。
耐震補強施工業者、意匠設計者、鉄道関連設計者・技術者
耐震補強用ブレース材ほか:10億円
https://www.komatsumatere.co.jp/
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20170728/index.html
軽く、強く、錆びない特性を持った材料が建築材料として用いられるようになり、またそれ自体がデザイン性を帯びることで、柔軟な建築設計が可能となりました。