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ヤーコン成分により腸内フローラを改善
製品名ヤーコン粉末エキス「ヤックファイバー」

◆ 中核機関名

大阪大学(ビジョン2)

製品・サービスの概要

◆ 関連企業

株式会社ファイン

◆ 発売時期

2017年4月

◆ 製品・サービスの概要・特徴

大阪府豊能町で収穫された無農薬ヤーコンを独自の製法によりエキス抽出し、粉末化したヤーコンエキス末です。末中には、イヌリン、ポリフェノール、カリウムなどが豊富に含まれており、イヌリンやポリフェノールは、それぞれが腸内細菌叢改善、便臭の低下、腸管蠕動運動促進などの効果が報告されています。
売上高:150万円(2020年度)

◆ ターゲットユーザー

加齢にともない腸内フローラが乱れがちな壮年期と高年期の方

◆ 市場規模

腸内フローラ関連の食品市場:3,000億円

◆ 関連サイト等

https://www.fine-kagaku.co.jp/

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●ヤーコンの腸内フローラ改善作用を示す有効成分の同定及びその最適な抽出法の開発
    :山崎聖司(大阪大学)
     佐々木義晴(株式会社ファイン)

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●Zwama, M., Yamasaki, S., Nakashima, R., Sakurai, K., Nishino, K. & Yamaguchi, A., ”Multiple entry pathways within the efflux transporter AcrB contribute to multidrug recognition”, Nature Communications 9, 124 (2018).

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

イヌリンをはじめとしたヤーコン成分の機能により、人々の腸内フローラ・脂肪肝・免疫力の改善に貢献しました。

◆ 関連するSDGs・社会課題

高齢社会
農林水産業


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