血管の硬さを推定して「不安」や「痛み」を可視化
製品名血管剛性測定

◆ 中核機関名

広島大学(ビジョン2)

製品・サービスの概要

◆ 関連企業

◆ 発売時期

◆ 製品・サービスの概要・特徴

連続血圧と血流量から末梢血管剛性(末梢血管の硬さ)をリアルタイムに算出し、その値の変化から、「痛み」や「不安」、「不快」の強さを数値化・可視化します。将来的には、スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスに血管剛性測定機能を持たせ、一般の人がスマートフォンを用いて計測できることを目指します。

概要図

◆ ターゲットユーザー

健康管理、メンタルヘルス、痛みを申告できない患者における客観的な痛みの評価、痛みを伴う病気の診断・治療、モニター評価等

◆ 関連サイト等

https://www.youtube.com/watch?v=9gDoBCWwdRo

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●血管剛性測定(末梢血管の硬さと血流量との関係を表現する推理モデルを用い、血圧と血流量の同時測定により末梢血管の硬さを算出)
    :辻敏夫(広島大学)

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●Tsuji T., et al., "Peripheral Arterial Stiffness During Electrocutaneous Stimulation is Positively Correlated with Pain-related Brain Activity and Subjective Pain Intensity: An fMRI Study", Scientific Reports, vol. 11, Article number: 4425, 2021.

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

痛みや不安など心身の健康状態を客観的・継続的に把握することで、体調不良や職場環境などの課題・問題点の発見が可能となります。

◆ 関連するSDGs・社会課題

高齢社会
メンタルヘルス


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