東北大学(ビジョン1)
日本光電工業株式会社
2017年8月
患者の血圧や体温、SpO2(動脈血酸素飽和度)、体重等のバイタルデータを、Bluetooth・NFC・Wi-Fi通信機能により、LAVITAゲートウェイ経由で簡便に収集します。そして、クラウド上のLAVITAサーバへ自動送信し、医療・介護関係者等がこれまで手入力や在宅ノートで記録していたバイタルデータを、「知りたいとき」「伝えたいとき」にリアルタイムで情報共有できるクラウド型ネットワークシステムです。
COVID-19感染拡大による、軽症者受入施設(ホテル)での患者バイタル管理と遠隔モニタリングおよび遠隔診療のシステムとして自治体へ導入されました。
簡単なデータ入力や直感的な操作、分かりやすい表示機能により、医療・介護関係者の業務効率がアップしました。
専用アプリがなく、Webブラウザ利用のため、医療・介護関係者がどこでも情報共有可能になっています。さらに、さまざまな他社システムと連携することで、より多くの診療情報や患者情報が参照可能になり、多職種間の連携をサポートしています。
医療・介護従事者(特に在宅医療・介護関係者)、医療・介護サービスを受けている方
医療保険等による在宅サービスを実施している病院数:5,328施設(病院総数の63.3%)
介護保険による在宅サービスを実施している病院数:2,630施設(同31.3%)
https://www.nihonkohden.co.jp/iryo/clinic_it/cloud/lavita/index.html
バイタルデータの自動入力・リアルタイム共有により、医療・介護の分野を超えた専門家同士の連携や、医療・介護関係者等の負担軽減等、地域包括ケアシステム構築の実現に貢献しました。