JSTトップ > COIプログラムトップ > 取組成果 > 成果集 > ①リズミル ②みまも。withリズミル

非接触型バイタルセンシング技術による日常人間ドックや保育所の見守り
製品名①リズミル ②みまも。withリズミル

◆ 中核機関名

東北大学(ビジョン1)

製品・サービスの概要

◆ 関連企業

①株式会社シーエーシー
②株式会社CCN グループ

◆ 発売時期

2019年10月

◆ 製品・サービスの概要

①「映像脈波抽出技術」を使った非接触型バイタルセンシングソフトウェアです。映像脈波抽出技術は、血液中のヘモグロビンが持つ「緑色光を吸収する性質」に着目し、血管の収縮・拡張に伴う皮膚表面の反射光を画像解析することで脈波信号を抽出します。抽出された脈波信号から心拍数などが推定可能で、対象に触れることなくストレスフリーの測定が実現できます。
②子供がうつぶせ寝になってしまったとき、ライトや音ですぐに知らせてくれるシステムです。1台のカメラで6人の幼児を見守ることが可能です。非接触型でバイタルデータも取得できます。
売上高:20万円(2020年度)

◆ 製品・サービスの特徴

①PCやタブレット、スマートフォンの内蔵カメラ等の映像から、対象に触れることなく心拍数を測定できます。自律神経機能の評価指標を算出し、ストレス状態の推定などの応用も可能です。
②独自の画像解析技術によりカメラ映像から子どものうつぶせ寝を検知でき、非接触型バイタルセンシングソフトウェアにより、子どもの心拍状態までチェックが可能です。

概要図

◆ ターゲットユーザー

①家庭や職場などでの健康チェック、心拍情報を可視化したエンタメ、遠隔モニタリングなどの医療補助等
②保育園等でお昼寝を見守る先生

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

②私営の保育所等のシェア約3%:1億2,000万円

◆ 関連サイト等

https://www.cac.co.jp/product/rhythmiru/
https://mimamomaru.com/

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●健康管理ディスプレイ「魔法の鏡」(血行状態や自律神経指標を直感的に利用者に提示する鏡型ディスプレイ)
    :吉澤誠(東北大学)

◆ その他の貢献等

  • ●COI東北事務局を通じてシーエーシー社とCCNグループ社の協業に関する検討が進み、共同開発契約を締結

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ①リズミル
    ●「リズミル」(商標登録番号:第6176178号)
    ●healthTECH Japan 2020 出展等、2020/10/14-16
  • ②みまも。withリズミル
    ●第12回千代田ビジネス大賞「特別賞」、2020/2/6
    ●保育博2019 出展等、2020/6/7-8

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

一部日常人間ドックの実現、保育所の見守りをはじめとするさまざまな業種において、非接触型バイタルセンシング技術を応用したビジネス展開・サービス向上の可能性を開きました。

◆ 関連するSDGs・社会課題

子育て育児支援
少子化


TOP