立命館大学(ビジョン1)
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2018年5月
日本初のロコモティブシンドローム(※)研究・予防改善用iOSアプリケーションです。アンケート型・センシング型の調査項目を併用し、大規模に人々のロコモ度を調査して回答データを即座に分析し、一人一人に最適なロコモ予防・改善アドバイスを提供します。
(※)ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは、「運動器の障害により移動機能が低下した状態」のことで、ロコモを招く代表的な疾患には「骨粗しょう症」・「変形性膝関節症」・「変形性脊椎症」の3つがあります。
Apple社の医学研究プラットフォーム(ResearchKit)とヘルスケアプラットフォーム(CareKit)をひとつのアプリに搭載しました。疫学研究によるロコモの実態解明と、継続的なケアによるロコモの予防改善を同時進行で実施できます。
同性同世代のユーザーとのロコモ度のランキングを表示し、健康増進へのモチベーションアップにつなげます。AIの機械学習により、スマートフォンのセンサーの精度を補足します。
結果を即座に解析し、ユーザーに最適化された運動や食事メニューを提案するアルゴリズムを独自開発しています。
企業・自治体・介護施設等で、大人数の運動機能を把握・管理するためのWebサービスをリリースしています。
すべての国民
ロコモティブシンドロームの患者・予備軍:約4,700万人
健康・機能性食品素材市場:約1,500億円
https://www.juntendo.ac.jp/university/research/research_news/researchkit/locomonitor.html https://www.juntendo.ac.jp/news/20180525-01.html
ロコモ予防・改善に関わる意識増進に貢献しました。ITやAIを活用して継続的かつ客観的な活動量ビッグデータを非侵襲的に収集する技術を開発し、さらなる研究のための基盤を構築しました。