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健康状態の見える化で、一人では難しい健康管理をサポート
製品名健康啓発・管理ソフトウェア「健康物語」

◆ 中核機関名

弘前大学(ビジョン1)

製品・サービスの概要

◆ 関連企業

マルマンコンピュータサービス株式会社

◆ 発売時期

2016年3月

◆ 製品・サービスの概要

健康情報データのビッグデータ解析により、認知症や生活習慣病の発症を予測する画期的な予兆発見アルゴリズムと新たな予防法の開発の成果を、ソフトウェアとしてパッケージ化したアプリケーションです。
歩行距離、運動量、食事摂取、睡眠時間・質、身長、体重、体温、血圧、血糖値(有料)等のデータをアプリで一元的に記録・管理します。ユーザーが自ら設定した目標の達成度の確認、健康に関する動画閲覧、健康に関する教養の習得等により、ユーザーの健康管理をサポートします。

2016年の社会実装以降も、随時、COI弘前拠点で創出される研究成果の「健康物語」への実装に取り組み、機能改良・コンテンツの拡充に努めています。

売上高:800万円(2020年度)

◆ 製品・サービスの特徴

iPhoneアプリとApple Watchの相互連携により、健診データと多様なライフログとを組み合わせることで、健康度の見える化を可能にしました。これは国内初の取り組みになります。

概要図

◆ ターゲットユーザー

すべての国民

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

職域・学域、地域に属する健常者:1,000万人、10億円

◆ 関連サイト等

https://mcs-kk.co.jp/

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●健康増進に関わる啓発の考え方
  • ●参画企業連携による実証提供
  • ●QOL健診のシステム開発情報提供
    :中路重之、安川拓次、和田啓二(弘前大学)

◆ その他の貢献等

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●「 健康物語」(商標登録番号:第5725852号)
  • ●「 第50回 グッドカンパニー大賞 特別賞」公益社団法人中小企業研究センター(マルマンコンピュータサービス株式会社、2016年度)

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

健康状態の見える化が図られ、個人の健康意識が向上しました。
地方自治体や企業等が住民に対して病気の早期予兆発見と早期介入を行えるようになり、医療費負担の低減につながりました。

◆ 関連するSDGs・社会課題

生活習慣病
メンタルヘルス


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