北海道大学(ビジョン1)
株式会社ORSO
2019年2月
無料でスマートフォンにダウンロードできる高血圧セルフケアサポートアプリです。血圧/脈拍、体重、服薬記録、体温等といったPHR(パーソナルヘルスレコード)をデータ化することで、リスクに合わせた血圧目標値の自動設定、生活習慣改善のための自動アドバイス機能のサービスを受けられます。
また市販のIoTデバイス(バイタル測定機器)と統合することで、紙媒体の血圧手帳に代わって、スマートフォンの画面上で入力した血圧をグラフとして閲覧することが可能です。これらのデータは「Logmoni」クラウドを介して共有することにより、医療従事者は対面・非対面医療で活用することができます。
売上高:10万円(2021年度見込み)
血圧測定を含む適切なセルフケアを実践するとアプリの画面上でポイントが授与され、楽しみながらセルフケアを強化・継続できます。血圧だけでなく体重・活動量・塩分摂取量・睡眠時間などの異なるデバイス間で取得された各種生体情報が、効率よく統合化されているのも特徴です。本システムを導入した医療機関とはアプリで記録したデータを共有できることから、診察時のコミュニケーションに活用できます。
高血圧患者(予備軍を含む)、医療関係者、大学・自治体・企業の保健センター・医務室など
高血圧患者および予備軍:4,300万人
循環器内科診療所:12,963医院
https://sukoyakadaruma.webflow.io/
セルフケアサポートシステムを構築することで行動変容を促し、高血圧性疾患の重症化予防に貢献します。医療現場ではPHR客観データの活用により、一人一人に寄り添ったケアを実現します。