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“もしもし”から始まる未病分析
製品名MIMOSYS® ①音声こころ分析サービス ②ララしあコネクト

◆ 中核機関名

東京大学(ビジョン1)

製品・サービスの概要

◆ 関連企業

PST株式会社

◆ 導入企業

① 株式会社日立システムズ
② 富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社

◆ 発売時期

① 2017年6月
② 2018年2月

◆ 製品・サービスの概要

MIMOSYS(Mind Monitoring System)は、本人でもなかなか分かりづらい、常に変化している心の状態を声から知る技術です。声帯の不随意反応に着目し、声の周波数の変動パターン等から心の状態を分析します。
①株式会社日立システムズが企業の健康経営、働き方改革推進に向け、MIMOSYSを「音声こころ分析サービス」として提供しています。
②富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社製のスマートフォンにプレインストールされたアプリ「ララしあコネクト」にも、心の健康度測定機能としてMIMOSYSが搭載されています。

神奈川県の「未病指標」にもMIMOSYSが採用されたほか、WHOのICOPE(Integrated Care for Older People)アプリとの連携に向けても調整中です。

◆ 製品・サービスの特徴

声帯の不随意反応をもとに、声のみで心の状態を正確に把握できます。その人の気分の高揚や落ち込みを可視化することにより、抑うつ状態やストレスなどを手軽にチェックすることが可能です。これをモニタリングツールとして構築することで、産業医による従業員の日々の心の状態の把握、精神疾患による休職から復職までのサポートツールとしても活用できます。

概要図

◆ ターゲットユーザー

  • ①住民サービス向上に取り組む自治体、企業、教育機関、介護施設、医療機関
  • ②ストレスマネジメントをしたいすべての方

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

◆ 関連サイト等

https://medical-pst.com/products/mimosys/

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●音声病態分析による精神・神経疾患領域における未病対策と発病早期発見のシステムの構築(音声録音から音声パラメータによる解析、結果表示まで行うアプリケーション開発)
  • :徳野慎一、光吉俊二(東京大学)
  •  大塚寛、大宮康宏(PST株式会社)

◆ その他の貢献等

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●Case Studies of Utilization of the Mind Monitoring System (MIMOSYS) Using Voice and Its Future Prospects. Shinohara S, Omiya Y, Hagiwara N, Nakamura M, Higuchi M, Kirita T, Takano T, Mitsuyoshi S, Tokuno S. ESMSJ(Econophysics, Sociophysics & other Multidisciplinary Sciences Journal) 7 (1) 2017; 7-12

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

抑うつ状態やストレスなどを声から手軽にチェックできるようになりました。本製品をモニタリングツールとすることで、働く人々のメンタルヘルスのケア、維持向上にも役立っています。

◆ 関連するSDGs・社会課題

メンタルヘルス
認知症


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