科学・芸術・スポーツの新融合 運動を楽しく続けられるWebアプリ
製品名Biosignal Art

◆ 中核機関名

立命館大学(ビジョン1)、東京藝術大学(ビジョン2)

製品・サービスの概要

◆ 関連企業

株式会社インフィニット・イノベーション

◆ 発売時期

◆ 製品・サービスの概要

立命館大学、順天堂大学(立命館大学のサテライト拠点)および東京藝術大学で共同開発した運動・トレーニングを点数や音楽表現に変換し、楽しく継続することができるWebアプリです。
立命館大学はTechnology(運動解析技術開発)、順天堂大学はSports(運動監修)、東京藝術大学はArt(芸術監修)を担当しています。
新型コロナウイルス感染症の影響による運動不足の方へ向けて研究成果で社会貢献できないかという研究者らの強い思いから、これまで培ってきた成果に基づき、約1カ月の短期間で開発しました。2021年10月には音楽・映像表現を強化し開発したバージョンを発表し、商用化に向けた実証実験を進めています。さらに中国、英語圏などへの展開を考えて、複数言語化対応を進めています。

◆ 製品・サービスの特徴

パソコンやスマートフォン・タブレットの内蔵カメラや外付けカメラで全身を映し、アプリからの指示に従って運動・トレーニングを実施すると、アプリが画像内の関節位置情報から体勢を推定し、運動・トレーニング動作を点数および音楽や視覚表現に変換します。これらの表現と運動・トレーニング映像を合わせた動画は作品としてダウンロードして楽しむことができます。また利用者はIDを設定することにより、運動コンテンツの活用履歴の管理が可能です。

概要図

◆ ターゲットユーザー

子どもから高齢者まですべての方々。スポーツクラブ、高齢者運動施設、カラオケボックス、自宅での利用を想定

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

現状運動習慣がないものの運動習慣化が期待できる人口:26.4万人

◆ 関連サイト等

https://www.biosignal-art.net/
https://www.youtube.com/watch?v=TCynpgDOtjs&t=28s

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●バイオシグナルアート(旧バイタルデータアート化システム、スマートウェアのセンシング技術を活用し、個人の運動に応じて音楽を演奏)
    :岡田志麻(立命館大学)
     町田修一(順天堂大学)
     小川 類(東京藝術大学)

◆ その他の貢献等

  • ●拠点を超えた連携体制の構築

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●特許出願済み(2021-077925)出願日2021/04/30「ユーザの運動によるコンテンツ生成装置、ユーザの運動によるコンテンツ生成方法、及び、コンピュータプログラム」
  • ●Tianyi Wang et al., Design and Evaluation of an Online Squat Fitness System: Lessons Learned during the Early COVID-19 Pandemic in Japan, Frontiers in Digital Health, 2021/5/3

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

アート+センシング技術+スポーツ科学の調和で「楽しく続けられる」仕組みを構築しました。人々に運動習慣が身につくことで介護や医療費の削減に貢献します。

◆ 関連するSDGs・社会課題

高齢社会
生活習慣病


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