自分らしい眠りの実現をサポート
製品名Active Sleep Bed

◆ 中核機関名

山形大学(ビジョン3)

製品・サービスの概要

◆ 関連企業

パラマウントベッド株式会社

◆ 発売時期

2019年6月

◆ 製品・サービスの概要

睡眠状態を測定する「Active Sleep ANALYZER(以下ASA)」を搭載し、「入眠時」「熟睡時」「起床時」それぞれの睡眠状態に合わせて角度が自動で変化するベッドです。スマートフォンでベッドの操作やマットレスの硬さ調整ができ、背を上げて上体を起こすことで呼吸がしやすくなり入眠をサポートします。
売上高:2億5,000万円(2020年度)

◆ 製品・サービスの特徴

入眠時に角度をつけて眠ったとき、ユーザーが眠ったことを感知するとベッドが自動でゆっくりとフラットな状態になります(およそ1分に1°ずつ)。設定した起床時刻に近づくと、眠りが浅くなった状態を感知し自動で背上げをして、心地よい目覚めを促します。
センサを身に着ける必要はなく、ただマットレスに横になるだけでマットレスの下にあるASAが心拍、呼吸、体動などをモニタリングして眠りを採点します。
専用のスマートフォンアプリで過去データとの比較や睡眠スコアの採点、睡眠改善へのヒントを表示します。また、アプリによりベッドの入眠角度を変えたり、マットレスの硬さを身体の部位ごとに変えたり、入眠と起床の自動運転のスケジュール設定ができます。

概要図

◆ ターゲットユーザー

より良い眠り・より良いコンディションを求めるすべての世代の方

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

ベッドやマットレスで睡眠を改善したいと考えている方:約1,217万人
国内の睡眠ビジネス市場:約1兆円

◆ 関連サイト等

https://activesleep.jp/
https://www.paramount.co.jp/

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●快眠支援ベッドシステム(ベッド内蔵センサデータから睡眠時の状態をモニタリング解析し、睡眠・覚醒状態に合わせた背角度調整を行うことで、快適な入眠・覚醒を支援)
    :横山道央、原田知親、安田宗樹、田中敦、趙勝一(山形大学)
     椎野俊秀、木暮貴政(パラマウントベッド株式会社)

◆ その他の貢献等

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●椎野俊秀ほか、「電動ベッドによる入眠後の自動背下げが睡眠に及ぼす影響」日本睡眠学会第44回定期学術集会、名古屋国際会議場、2019/6/27

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

「ベッドとは平らに眠るもの」という常識を変え、あらゆる変化に対応できるベッドやマットレスを実装することにより、睡眠の質の向上、自分らしい眠りの実現をサポートしていきます。

◆ 関連するSDGs・社会課題

高齢社会
長寿命化


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