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内臓脂肪と歩行の測定で、 生涯動ける体づくりをサポート
製品名①内臓脂肪測定 ②ホコタッチ ③スマート和食

◆ 中核機関名

弘前大学(ビジョン1)

製品・サービスの概要

◆ 関連企業

花王株式会社

◆ 発売時期

2015年

◆ 製品・サービスの概要

①腹部インピーダンス法を用いた医療機器により内臓脂肪蓄積を可視化し、リスクの判定や動機づけを行います。
②活動量計により一定期間の歩行状態測定を導入するサービスです。歩行速度や歩数などを基にしさまざまなソリューションを提案します。
③食事の質を整えることにより、無理なく内臓脂肪を低減する食事法です。セミナーやカウンセリング、昼食の提供などによって健康的な食生活を実現します。
弘前大学COIが実施するQOL健診に導入されています。

◆ 製品・サービスの特徴

①腹部生体インピーダンス法を用いた機器であり、CTによる腹部内臓脂肪面積との相関が高く、医療機器として許可されています。
②加速度センサーを内蔵し、歩数、歩行速度、消費カロリー、装着時間のデータを蓄積し、目標とともに測定結果を提示します。また、歩行の量(歩数、時間)と歩行の質(速度、歩き方)を解析し、歩行生活年齢も表示します。
③食事の質に着目することにより、過度に食事の量を減らさずに内臓脂肪の低減を図ります。このため、生活に楽に取り入れることができ、脱落が少ないのが特長です。

概要図

◆ ターゲットユーザー

30代・40代・50代の働き盛り世代を中心にした社会人、シニア

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

メタボリックシンドローム該当者960万人+予備群980万人:計1940万人

◆ 関連サイト等

https://www.hocotouch.jp/service/02.html
https://www.tonyamachi.com/business/pdf/economy/news_backnumber/201909news.pdf

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●青森県企業社員への健康教育プログラムによる内臓脂肪測定やスマート和食を用いた健康指標改善調査
  • ●青森県在住者を対象にしたホコタッチおよび内臓脂肪測定実施調査
    :相馬勇樹、木下佳大(弘前大学)

◆ その他の貢献等

◆ 知財・論文・発表等の成果

  • ●内臓脂肪低減剤、2021/6、特願2021-92269
  • ●N.Ozato et al., “Blautia genus associated with visceral fat accumulation in adults 20–76 years of age”, NPJ Biofilms Microbiomes. 2019 Oct 4;5(1):28. doi: 10.1038/s41522-019-0101-x.

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

内臓脂肪測定やスマート和食による食生活全般の改善を通じ健康に対する意識が高まりました。また、日常歩行速度の維持・向上により、加齢による内臓脂肪蓄積の予防に寄与しています。

◆ 関連するSDGs・社会課題

長寿命化
ビッグデータ


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