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居住空間でのさりげないセンシングと日常人間ドックを実現
製品名体験型生活習慣改善サービス

◆ 中核機関名

東北大学(ビジョン1)

製品・サービスの概要

◆ 関連企業

株式会社穴吹ハウジングサービス

◆ 発売時期

2022年4月

◆ 製品・サービスの概要

センシング機器やスマートミラー等を設置した専用居住施設での実生活を通じ、居住者のバイタルサインや摂取/消費カロリーなどを計測し、取得されたPHR(パーソナルヘルスレコード)をもとに、専門医や保健士がコメントをリアルタイムでフィードバックしていくサービスです。
実生活においては、居室内での運動や、生活改善指導レシピによる朝晩の食事のサービス、健康食・サプリ等の試食など、行動変容につながる「体験」も提供するなど、実体験に基づいた生活習慣の改善を促していきます。
2020年度に穴吹ハウジングサービスでの実証検証を行ったところ、5名について体重や体脂肪率が顕著に低下し、健康への改善効果が認められました。

◆ 製品・サービスの特徴

就業状況を変えず、健康を意識した生活を体験することで居住者の行動変容を促し、生活習慣病の罹患リスクを回避します。
さらに個人では継続しにくい食事コントロールや運動などを専門医や保健士がフォローすること、一定の継続性を見込めます。

概要図

◆ ターゲットユーザー

一次顧客として大切な人材の健康を守りたい企業、二次顧客として特定健診で医師から「積極的支援」と判定された企業社員、健康意識の高い層、ダイエット目的層、糖尿病経過観察用としての医療機関など

ターゲットユーザー

◆ 市場規模

生活習慣病の該当者および予備群
メタボ該当者&予備軍者:約1,940万人
糖尿病患者:約1,000万人
高血圧患者:約994万人

◆ 関連サイト等

https://www.anabuki-housing.co.jp/news/content.php?news_id=306

COIプログラムの寄与

◆ 技術面での貢献

  • ●専用居住施設(センシング機器・スマートミラー等)実生活を通した居住者のバイタルサインや摂取/消費カロリー等それらを含めた取得PHR(パーソナルヘルスレコード)の活用
    :永富良一、伊藤大亮(東北大学)

◆ その他の貢献等

◆ 知財・論文・発表等の成果

社会経済的な効果

◆ 人や社会への影響

健康増進により社内活性化や生産性向上を目指す「健康経営」を行う企業を後押しします。また新型コロナウイルス感染症の影響によるストレスや、運動不足などの健康改善にも貢献します。

◆ 関連するSDGs・社会課題

生活習慣病
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