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ナノ流路を開閉できるバルブが設けられたナノ流体デバイス
超微量極限分析への展開

嘉副　裕（慶應義塾大学　理工学部）

発明のポイント

発明の概要

大多数のマイクロ流体デバイス：
ポリジメチルシロキサン（PDMS）製
  • ▶柔らかい
  • ▶耐薬品性×
  • ▶光学特性×
  • ▶表面修飾△

高度な流体操作（試薬切替など）

当グループ：ガラスのマイクロ・ナノ流体デバイス
  • ▶硬い
  • ▶耐薬品性〇
  • ▶光学特性〇
  • ▶表面修飾〇

実験結果

作製したナノ流体デバイス
  • 主な性能
  • ・応答時間：0.06 秒
  • ・リーク　　 ：~0.1%
  • ・耐久性　 ：> 10万回
  • ・fL/s流調弁に利用可

想定される用途：化学分析装置

▶バイオ・医療分野：1細胞レベルの分析を切望
▶マイクロ・ナノ統合流体デバイスによる分析

超微量体積の維持
全プロセスの集積化

ライセンス可能な特許

発明の名称：ナノ流体デバイス及び化学分析装置
国際公開番号：WO2017/069256（移行国：日本、米国、欧州、中国）
登録番号：特許第6806374号(397KB)、米国11565253(1.36MB)

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