2025年度 ASPIRE 日蘭共同研究提案募集の予告について
(最終更新日:2024年12月5日)
更新記録
2024年12月5日追記:
- 公募概要を更新しました。
2024年8月23日追記:
- イベント開催案内を掲載しました。
歴史的に深い関係を築いてきた日本とオランダは、共にハイテク分野において世界を先導しています。この関係をさらに強化し、国境を越えた新たなネットワーク形成を促進するため、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、オランダ科学研究機構(NWO)との協力の下、2025年度の先端国際共同研究推進事業(ASPIRE)において日蘭共同研究提案の募集を行う予定です。
本公募では、半導体分野に焦点をあてつつ、(集積)フォトニクス、量子、ニューロモルフィック技術の分野における共同研究を募集します。
2025年度ASPIRE日蘭共同研究提案募集に向けたネットワーキングイベントを下記の通り開催します。
開催日時:2024年11月25日(月)~27日(水) 17:00~(日本)/9:00~(オランダ)
開催形式:オンライン(Zoom)
使用言語:英語
イベントの詳細はこちらからご覧ください。
本イベントは終了しました。
公募の目的
現在、多くのコンピュータメーカーが、データ処理や伝送に関する社会と産業界のニーズに応えるため、クロック速度、チップサイズ、パッケージング、バンド幅、レイテンシー等の技術の限界に挑戦し続けています。その一方で、スマートフォン、コンピュータ、データセンターなどのハイテク機器や設備は、膨大な電力と希少材料を消費するため、環境に大きな負荷を与えており、コンピュータの処理速度などの性能向上に寄与する革新的な情報処理技術のための新たな材料や構成要素の開発が必要とされています。
このような背景から、本公募では日本とオランダの研究者から、計算の高速化、エネルギー消費、環境フットプリント、レイテンシーなどの課題に対処する、従来にない新しい研究アイデアを募集します。
本公募における研究プロジェクトは、従来の情報処理ハードウェアに代わる競争力のある技術の創出によって、課題解決を目指すことが期待されます。
概要
- 募集テーマ:Unconventional information processing technologies - research collaborations between Japan and the Netherlands
(革新的な情報処理技術のための日蘭共同研究) - 分野:半導体・量子
- 相手国:オランダ
- 相手側配分機関:オランダ科学研究機構(NWO)
- 支援規模:1課題あたり最大2.5億円/4年間(直接経費の30%にあたる間接経費含む)
- 公募開始:2025年春頃(予定)
企業の日本側・オランダ側チームへの参画は可能ですが、JST及びNWOより資金援助を受けることはできません。
日蘭の研究者を繋ぐことを目的としたマッチングイベントをオンラインで2024年秋頃に開催する予定です。
上記は現時点での予定であり、予告なく変更することがあります。イベント情報等も含め公募の詳細は決定次第、本サイトに掲載しますのでご確認ください。
問い合わせ
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
国際部 先端国際共同研究推進室
日蘭公募担当E-mail
aspire-nl(at)jst.go.jp ※(at)を@にしてください。