JST(理事長 濵口 道成)は、未来社会創造事業(探索加速型・大規模プロジェクト型)の平成29年度研究開発提案募集における新規採択研究開発代表者および研究開発課題を決定しました。
本事業では、社会・産業ニーズを踏まえ、経済・社会的にインパクトのあるターゲットを目指す技術的にチャレンジングな目標を設定し、POC(概念実証:実用化が可能かどうか見極められる段階)を目指した研究開発を実施します。
平成29年度の提案募集では、産官学各界より621件の応募がありました。
募集締切後、書類選考と面接選考による事前評価を実施し、各重点公募テーマ・技術テーマにおいて以下の通り採択を決定しました(別紙1、別紙2、別紙3)。
<探索加速型 重点公募テーマ(探索研究)>
「超スマート社会の実現」領域(運営統括:前田 章)
- 多種・多様なコンポーネントを連携・協調させ、新たなサービスの創生を可能とするサービスプラットフォームの構築 6件
「持続可能な社会の実現」領域(運営統括:國枝 秀世)
- 新たな資源循環サイクルを可能とするものづくりプロセスの革新 4件
- 労働人口減少を克服する“社会活動寿命”の延伸と人の生産性を高める「知」の拡張の実現 3件
「世界一の安全・安心社会の実現」領域(運営統括:田中 健一)
- ひとりひとりに届く危機対応ナビゲーターの構築 5件
- ヒューメインなサービスインダストリーの創出 12件
「地球規模課題である低炭素社会の実現」領域(運営統括:橋本 和仁)
- 「ゲームチェンジングテクノロジー」による低炭素社会の実現 22件
<大規模プロジェクト型 技術テーマ>
(運営統括:林 善夫)
- 粒子加速器の革新的な小型化及び高エネルギー化につながるレーザープラズマ加速技術 1件
- エネルギー損失の革新的な低減化につながる高温超電導線材接合技術 1件
- 自己位置推定機器の革新的な高精度化及び小型化につながる量子慣性センサー技術 1件
事業および選考・採択結果の詳細は別紙および下記ホームページを参照してください。