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氏 名
林 高史
所 属
大阪大学大学院工学研究科 教授
研究課題名
蛋白質フラスコを用いた高効率酵素型触媒
研究課題概要
ヘム蛋白質は、様々な反応の触媒となる潜在的能力を秘めたポルフィリン鉄錯体(ヘム)を補欠分子として有しています。本研究では、ヘム蛋白質から天然ヘムを除去したアポ体への機能化金属錯体(人工ヘム)の挿入、ヘム末端への基質認識部位の修飾、あるいはヘムポケットの改良などにより、テーラーメードな反応場(分子サイズのフラスコ)を構築し、蛋白質に新しい触媒機能の誘導を図ります。