研究領域「分散協調型エネルギー管理システム構築のための理論及び基盤技術の創出と融合展開」事後評価(課題評価)結果

1.研究領域の概要

本研究領域では再生可能エネルギーをはじめとした多様なエネルギー源と様々な利用者をつなぐエネルギー管理システムにおいて、エネルギー需給を最適制御するための理論、数理モデル及び基盤技術の創出を目的とします。具体的には、エネルギーと情報を双方向かつリアルタイムで処理し、分散して存在する需要と供給間の状況把握や協調制御を可能とする理論及び基盤技術の研究を推進します。また、需要と供給それぞれの利己的意思決定をエネルギーシステム全体の社会的利益につなげるために、人間行動や社会的合理性を組み込んだ理論及び基盤技術の研究を推進します。さらには、再生可能エネルギーの需給を気象や地理的条件、過去の実績等を考慮して予測する理論及び基盤技術の研究を推進します。これらの研究を推進するにあたり、分散協調型エネルギー管理システムの構築という出口を見据え、システム、制御、情報、通信、エネルギー、社会科学など様々な研究分野をつないだ連携や融合に取り組みます。

2.事後評価の概要

2-1.評価の目的、方法、評価項目及び基準

戦略的創造研究推進事業・CRESTにおける事後評価の目的、方法、評価項目及び基準に沿って実施した。また、今回の事後評価は2015年3月末までの2.5年間、または1.5年間の研究内容を対象としたものであり、2015年4月から分野融合型の最強チームにて研究を最長5年間実施する。

2-2.評価対象研究代表者及び研究課題

平成24年度採択研究課題

(1)石井 秀明 (東京工業大学大学院総合理工学研究科 准教授)
電力システムにおける系統・制御通信ネットワークに対する分散型侵入検知手法の構築(123KB)

(2)井村 順一 (東京工業大学大学院情報理工学研究科 教授)
太陽光発電の予測不確実性を許容する超大規模電力最適配分制御(148KB)

(3)岩船 由美子 (東京大学生産技術研究所 准教授)
消費者の受容性を考慮した住宅エネルギー管理システム(132KB)

(4)上田 博 (名古屋大学地球水循環研究センター 教授)
洋上風力発電に必要な洋上風況把握と予測方法の開発(109KB)

(5)内田 健康 (早稲田大学理工学術院 教授)
エネルギー需給ネットワークにおけるエージェントの戦略的行動を公共利益に統合する最適化メカニズム(137KB)

(6)太田 快人 (京都大学大学院情報学研究科 教授)
事故時運転継続要件を満たしつつ分散協調された系統連系インバータと蓄電池を含む送配電系の構築(121KB)

(7)大森 浩充 (慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科 教授)
電力需要の約75%を自然エネルギーによって賄うことを可能とする分散ロバスト最適制御(119KB)

(8)加藤 丈和 (京都大学大学院情報学研究科 特定准教授)
「エネルギーの情報化」に基づく地域ナノグリッドの構築および実証(123KB)

(9)薄 良彦 (京都大学大学院工学研究科 講師)
マルチエネルギーシステムの動的解析技術(114KB)

(10)鈴木 達也 (名古屋大学大学院工学研究科 教授)
車載蓄電池を活用したモデル予測型エネルギー管理システムの設計(119KB)

(11)鈴木 秀幸 (東京大学生産技術研究所 准教授)
再生可能エネルギーの大量導入を考慮した電力システムの複雑ネットワーク動力学モデル構築とその最適化理論の創成(116KB)

(12)中島 孝 (東海大学情報技術センター 教授)
再生可能エネルギーの調和的活用に貢献する地球科学型支援システムの構築(130KB)

(13)馬場 旬平 (東京大学大学院新領域創成科学研究科 准教授)
エネルギー貯蔵デバイスの新しい応用方法および負荷側機器の制御手法に必要となる基礎的な理論・モデルの構築(114KB)

(14)林 泰弘 (早稲田大学 理工学術院先進理工学部 教授 /先進グリッド技術研究所 所長)
協調エネルギー管理システム実現手法の創出とその汎用的な実証および評価の基盤体系構築(114KB)

(15)原 辰次 (東京大学大学院情報理工学系研究科 教授)
地域統合エネルギーシステム設計に向けたシステム制御理論の構築:グローカル制御の視点(118KB)

(16)藤崎 泰正 (大阪大学大学院情報科学研究科 教授)
ネットワーク構造をもつ大規模システムのディペンダブル制御(117KB)

平成25年度採択研究課題

(17)東 俊一 (京都大学 大学院情報学研究科 准教授)
リアルタイムプライシングの設計原理(122KB)

(18)依田 高典 (京都大学 大学院経済学研究科 教授)
スマートグリッドの社会実装化を見据えたエネルギー消費のデマンド・レスポンスの行動経済学的研究(118KB)

(19)大橋 弘 (東京大学 大学院経済学研究科 教授)
太陽光発電の大量導入における電力需給システムに関する理論的・定量的な経済分析(111KB)

(20)下田 吉之 (大阪大学 大学院工学研究科 教授)
分散協調型エネルギー管理システムのためのエネルギー需要シミュレーションモデルの開発(117KB)

(21)杉原 英治 (大阪大学 大学院工学研究科 准教授)
多数の経済主体が参加する公平かつ合理的な電力ネットワークインフラの最適運用手法(134KB)

(22)造賀 芳文 (広島大学 大学院工学研究院 准教授)
パワーデバイスレベルまで考慮した高精度なシミュレーション技術に関する基礎的理論および方法論の構築(110KB)

(23)日高 一義 (東京工業大学 大学院イノベーションマネジメント研究科 教授)
需要家の行動変容に影響を与える要因に関する基礎的研究(116KB)

2-3.事後評価会の実施時期

平成26年12月21日(日)、22日(月)

2-4.評価者

研究総括
藤田 政之 東京工業大学大学院 理工学研究科 教授
領域アドバイザー
浅野 浩志 (財)電力中央研究所 社会経済研究所 副研究参事
足立 修一 慶応義塾大学 理工学部 教授
飯野 穣 (株)東芝 コミュニティ・ソリューション事業部 主幹
岩野 和生 三菱商事株式会社 ビジネスサービス部門 顧問
合田 忠弘 同志社大学大学院 理工学研究科 客員教授
三平 満司 東京工業大学大学院 理工学研究科 教授
杉江 俊治 京都大学大学院 情報学研究科 教授
マルタマルミローリ 三菱電機株式会社 系統変電システム製作所 グループマネージャー
山西 健司 東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授
外部評価者
該当なし

3.事後評価評点の基準

A+ 期待を超える十分な成果が得られている
A  期待通りの成果が得られている
B  成果がやや不足している
C  成果が著しく不足している

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