科学技術振興機構産学共同シーズイノベーション化事業
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産学共同シーズイノベーション化事業
産学共同シーズイノベーション化事業 育成ステージ

2.研究開発費

(1)研究開発費の額(申請可能額)及び採択予定課題数
研究開発費:5千万円程度/ 年度 (間接経費を含む)
企業側の支出額を上限とし、JSTは研究開発費を支出します(マッチングファンド形式)。
 ただし、中堅・中小企業者の場合は、企業側の支出額に対し、JSTは2倍までの額を支出します。
 マッチングファンド形式については、本項「(6)マッチングファンド形式における企業側の支出について」をご参照ください。

採択予定課題数:8課題程度
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(3)研究開発費
 申請できる研究開発費は、研究開発の実施に直接必要となる直接経費及び間接経費の総額となります。申請時には直接経費を積算いただき、直接経費の30%を上限に間接経費を算出し、直接経費と間接経費の合計を申請額としてください。
 申請に当たっては、研究開発の期間中における所要額を算出し計上していただきますが、実際に支出される研究開発費の額は、採択後申請書類に記載された実施計画等の審査の結果等に基づき協議の上調整させていただくことがありますので予めご了承ください。
 ただし、委託研究受け入れ制度のない機関には、研究開発費を支出できません。
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(4)研究開発費として支出できない経費
1研究開発の実施に関連のない経費
2研究開発の遂行に必要な経費であっても、次の経費は支出することができません。
1)建物等施設の建設、不動産取得に関する経費
2)研究開発期間中に発生した事故、災害の処理のための経費
3)研究開発の核心にあたる研究を第三者機関に再委託する経費(物性評価等、研究効率向上のための委託は除く。)
4)リースの容易な設備等を購入するための経費
5)関連する学会であっても、その年会費、食事代、懇親会費。ただし、関連する学会への参加費、旅費は支出することができます
6)研究開発に従事するポスドク及び大学等における研究補助員(学生アルバイト含む。)以外の人件費
 ただし、企業の研究者の人件費(シーズ育成プロデューサーを除く。)については、従事率に応じて支出が可能です。
7)その他委託研究受け入れ側でも説明のできない経費
例)研究開発期間内での消費見通しを超えた極端に大量の消耗品の購入のための経費
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(5)間接経費
 間接経費とは、研究開発に関連した開発環境の改善や機能向上のための経費(Q&A 参照)をいい、直接経費の30%を上限とします。なお、企業に対する間接経費については採択後に開発実施企業から決算書類等に基づく算定根拠を提出いただき、JSTと調整の上決定させていただきますので、予めご了承ください。
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(6)マッチングファンド形式における企業側の支出について
 研究開発を進めるにあたり、上記(3)において申請された研究開発費の同額以上の資金を企業側から支出していただくことが条件です。
 中堅・中小企業者の場合は申請された研究開発費のうち直接経費分の1/2以上とします。
 ただし、大学等へ支出する間接経費分はマッチングファンド形式による企業側の支出額の対象から除外します。
 なお、企業側から支出できる資金は、支出が証明できる経費(材料費、制作費、人件費等)をいいます。
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